スライス干し椎茸の少し簡単な作り方

干し椎茸は良い出汁(ダシ)が出る。これから寒くなる季節に、温かいお出汁の効いた鍋やうどんが恋しいという方も多いのではないだろうか。
そこで今回は、私のスライス干し椎茸の作り方を説明したい。

材料

椎茸(お好きなだけ)
ふきん
ザル、または乾物用のネット
包丁
ハサミ

作り方

(1)ふきんで椎茸の汚れやホコリを払う
(2)椎茸の石づきを切り落とし、軸とカサに分ける
(3)ザルに軸とカサを並べて干す
(4)半日〜1日したら裏返して干す
(5)(3)と(4)を数日繰り返して十分に乾燥させる
(6)使う直前に必要な分だけハサミで細く切る

作り方のコツなど

(3)と(4)で干す際は、重ならないように気をつける。天日干しが理想だが、室内干しでも使う直前に透明なビンに入れて日に当てるだけでも良い。
分量が多くてザルが足りない場合は、ふきんの上に広げても良い。干すと縮むので、タイミングをズラして干すことも可能である。

最初からスライスして干すと、短時間で乾燥できるものの、干す場所が足りなくなる。また、数が多い分だけ裏返す回数も増えて面倒である。
そのため先にスライスされていない干し椎茸を作ってしまい、それから使う分だけスライスしようという魂胆である。たったこれだけのことだから、あまりキャッチーなタイトルは付けられない。それで「少し簡単な作り方」ということである。

最後に一言

スライス干し椎茸はスーパーにも売られている。ただし市販の乾物は天日干しではなく機械を使って乾燥させていることが多い。
風呂上がりにドライヤーを使う人もいると思うが、乾燥機(ドライヤー)は電気を大量に消費する。乾物を作るための業務用の乾燥機の場合、ガス乾燥機や重油の乾燥機もありうるが、いずれにしろ限りある資源を消費して作ることになる。
いきなり太陽の熱を使って料理するのはハードルが高いとしても、まずは干し椎茸でも作ってみてはいかがだろうか。

いいなと思ったら応援しよう!

c4me
何もサポートは金銭に限りません。「スキ」をすることやシェアすること、素直なコメントを残してくださることも、立派なサポートです。 それでも金銭的なサポートをされたい方は、どうぞご自由に。