人と出会い、その出会いを大切に[Footwork & Network vol.19 no.3]
Footwork & Network(以下F&N) とは実際に越境活動を行い、そこで感じたことや出会った人について紹介する活動のことを言います。今回の記事では11月4日までに行った越境活動について書くことになっていましたが、僕はオンラインでD&Iについて対話するイベントに参加したのみで、あまり大きな出会いをすることが出来ませんでした。そんな中でも一人、素敵な人に出会えることができたので紹介していきます。ここからは名前を仮にSさんとして話していきます。
1.出会い
出会いと聞くと自分から足を運んで新たな出会いを見つけることを想像すると思いますが、今回は反対です。Sさんが自ら越境活動を行い、そこにたまたま自分がいたことで出会いが生まれました。大学生のSさんは自らの大学のゼミだけではなく、長岡ゼミのイベントにも足を運んでいました。長岡ゼミではゼミの時間に気づいたことや感じたことをツイートする決まりがあり、Sさんがそのツイートを見てくれたこともあり、リアルであった際にも「ツイッターの〇〇さんですよね?」とあちらか声を掛けてくれました。そのときはあまり深く考えていなかったんですが、越境するだけでなく自ら積極的に話しかけるのはそうそうできることじゃないなと感じました。またこの時点で僕はもっとSさんについて知りたいと思うようにもなりました。
2.Giveする精神×行動力
リアルで行われたゼミ終わりにSさんとたまたま話をすることができ、たわいもない話やSさんの越境に関する話まで様々な話をすることが出来ました。そのときに明らかに、「この人すごいな…」と思うことがありました。それが、相手が求めているものを与えまくるという点とSさんの行動力です。僕が越境活動に対してハードルを感じていて未だにできないでいると伝えたところ、Sさんの越境先に一度一緒に行くことを提案してくれたり、また自分の名刺を作り持ち歩くことで越境先で名刺交換を可能にし相手にも印象付けるといったテクニックまで教えてくれました。SさんのSNSを見たところ、プロフィール文の一行目に「やらない理由を作らない」と書いてあり、その通りSNSは次々に新しいイベントへ参加している様子が更新されています。人と比べるのはあまりよくないですが、正直自分とは比にならないほどの行動力の持ち主であり、自分も興味が湧いたらやらない理由を探すのではなく一つでいいからやる理由を見つけ越境しようと改めて思いました。
3.最後に
人は生きていく上で、また何かを成し遂げる際に往々にして人と関わることになります。何も仲のいい友達のような関係だけではなく、経営組織論で学んだビックアイデア・クラウドとしての仲間もこれから少しずつ増えていくと思います。その際に大切となることはもちろんたくさんあると思いますが、今回一つ伝えたいのが出会った人を大切にすることです。大切にする=対立する発言をしないということではけっしてありません。僕は大切にするということは、相手と連絡を取るなど関係を築き、何かしてもらったら「ありがとう」をちゃんと伝え、自分も相手に対して何かできないか考えることを意味するのだと思います。またもし何らかの理由で相手を大切にできていないと気づいたときは、正直に「ごめん」と謝ることも重要だと思います。
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