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「所謂裏金議員は誰も起訴されていない」というデマ。

私の生息地であるTwitterにて「自民党不記載問題は議員が誰も起訴されてない」という話が何故か関係ないツイートへのリプライにありました。

衝撃的な内容ですが本当なのでしょうか?


結論→デマ

分かりやすく言うとデマです。
池田佳隆氏が逮捕、起訴。
堀井学氏、谷川弥一氏が略式起訴。
大野泰正氏が在宅起訴。
このような事実があり、報道もされている時点でデマと確定しています。

これ以外に党役職停止1年や党員資格停止1年などの処罰を受けた議員も多数おり、決して何も処罰がなく片付いた訳ではありません。
当たり前と言えば当たり前ですが。

そして数名の会計責任者、秘書らも在宅起訴・略式起訴となっています。

逮捕、起訴された議員とそうでない議員の差

「なんで〇〇は逮捕されないんだ!」という話もありますが…
まずは逮捕、起訴された議員はどうしてそうなったのかを説明していきましょう。

Q 悪い事をしたからでは?  A 正解!

当たり前の事ですが、それを理由に起訴するのは簡単とは言い難いのです。
堀井氏を例にして説明していきましょう。
東京地方検察庁特別捜査部(通称 東京地検特捜部)は氏の不記載問題への関与が認められた(それを示す証拠があった)事から略式起訴としました。

一方で不起訴となった議員は嫌疑なし(犯罪の疑いがない事)、嫌疑不十分(証拠が足りない事)となりました。
この事から分かるように証拠の有無が起訴か不起訴かを左右しています。

そもそも証拠が不十分での訴追はダメ

言うまでも無く、証拠なし・証拠が不十分での訴追はダメです。
それで訴追できるとか法治国家じゃないから

最後に

このようなデマが私のツイートに対するリプライで展開されています。
これらを鵜呑みにせず、公共機関や報道機関など、信頼できる情報源からの情報の収集を私のフォロワー、読者の皆様にもぜひ心がけていただきたいと思います。


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