鉄板50cmの私はnoteを始めることにした
「あなたのこころには、50cmの鉄板がある」34年生きてきて、ベスト5に入るほどの衝撃的な一言だった。友達のつながりで知り合った、りーさん。時に茶道の先生、時にFP、そしてカウンセラーという顔をもっています。
「あなた、絶対私のセッション受けた方がいい」
彼女からの強烈な誘いで、私はりーさんの講座を受けることにしました。平たく言えば人のこころを扱う講座。彼女の導きの流れに乗るうちに、私は、自分本来の姿に戻っていくことを感じ始めています。
自分が思ってることが分からないなんて、変。何も思わないことなんてないでしょ!? と思われるかもしれません。
だけど本当に分からなくなるんです。言いたいことがあっても、思っていることがあっても、言えなくなっているから。私は、自分が言ったり、やったりすることで、相手が嫌なきもちになること、嫌われてしまうことが、とっても怖い。
言えないことは、日常的に起きます。友達から食事会に誘われました。ちょうど今頃の季節で、ハロウィンの仮装をして、みんなでごはんを食べようという内容でした。ごはんを食べるのは好き。だけど、仮装して、はしゃぐのは好きじゃない……嫌だな……と思いました。
でも、せっかく誘ってくれたのに、断ったら悪い。好きじゃないイベントでも、行ってみたら楽しくなるかもしれない。何とか断らずにいられる理由を、自分なりに見つけるんです。大丈夫、きっと楽しいから。そうやって、本当のきもちを隠そうとするのが、自分の当たり前のクセになっていました。もちろんりーさんに言われるまで、それがクセだなんていうことも気が付いていません。
ハロウィンパーティー当日。魔女に、ウサギに、色んな仮装の人たちが集まります。
う゛……やっぱり無理……
げんなりしても、帰れない。げんなりしていることも、周りに気付かれたくない。
いつもより大げさに笑って、大きな声を出して、私は楽しいの! と周りの人に思ってもらえるようにして過ごしました。
帰り道。車をコンビニに停めて、ぼーっと1人で過ごしました。家に帰れば両親がいる。1人きりになりたい。家族にすらも会いたくない。本当に1人になりたい。ときもちをリセットする時間が必要でした。
あー、疲れた……。やっと終わった。
座席に体を沈めてただただ、ぼーっとしました。
でもいい。友達が楽しそうだったから。友達に嫌われていないから。こんなに疲れていても、私にとっては、友達に嫌われる方がとんでもなくイヤなのです……
自分のきもちにフタをし続けて、
そんなこと思ってない。思っちゃいけない。とやり続けて、それが当たり前になってしまいました。
りーさんに出会って、自分のクセに気が付くことで、本当のきもちを話すって、なんて軽やかなんだと感じています。
鉄板50cmが薄くなっていっているのです。
こころの鉄板が薄くなって、自分本来の姿に戻りつつある感覚を、noteで、発信していきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?