【アラサー公務員の転職記録③】転職支援サービスをフル活用。適職探しの10月
アラサー公務員の転職記録シリーズ、3本目です。
1本目・2本目はこちら。
前回は、自己分析を行ってから自分の強みの活かし先がわからずつまづいた私が、投資することを決めた転職支援サービスの概要をご紹介しました。
今日は実際にそれらのサービスを使って行っていたことの詳細をご紹介。
この記事では実際にエントリーを始める前の、2021年10月を振り返ります。
きづく。転職相談 キャリアコーチング×2
10月上旬:1回目
トレーニング(と、きづく。転職相談では呼んでいます。)開始にあたり、以下の課題が出されました。
自分年表は、シーライクスの特別イベント「ライフログ講座」でひととおり書き出していたので比較的スムーズに終えました。
will-can-mustシートは、企業で勤務されている方はもしかしたら書くことがあるのかもしれませんが、万年公務員の私は初見。
これまでの自己分析の成果もあり、canだけは大方書き出せたもののwillとmustの洗い出しに苦戦しました。
これをもとに、10月上旬に1回目のトレーニング。
トレーニング内で話したことや見えてきたことは以下の通りです。
①4回のゴール確認
自己分析は概ねできているので、価値観や強み・特性から活かせる仕事を提案してもらうことに。
職種研究・企業研究を経て実際にエントリーしていく中でさらにマッチしそうな職種や企業を見定めていきましょう、とのこと。
②自分年表からわかる強みや特性
大きく3つ。
自分的には「成長実感を感じたい」が意外な気づきでした。
私は今の仕事に全くやる気が湧かないこともあり、「自分は向上心のない人間だ」と思い込んでいました。
しかし過去の自分を見てみると、幼少期スイミングスクールに通っていたところから、部活、受験全てに「成長実感を感じられることに対しては猛烈に努力できる」姿勢が表れていたのです。
現職はお世辞にも成長実感が感じられやすい仕事とは言い難いので、自分にとってしんどく、モヤモヤし続けていたのも当然のことだったかもしれません。
③合いそうな職種
まだまだ選択肢の幅を狭める段階ではないという前提のもと、多くの職種をご提案いただきましたが大きくは以下の二つ。
すごくざっくりいうと、対人で何かを提供できる仕事が向いていそうとのことでした。
あとは人の人生観に触れるのが好きという側面もあるので、キャリアアドバイザーなどの人材系や、転職というと難しいけどインタビューライターなども勧められました。
印象的だったのは以下のアドバイス。
「成長実感を感じたい」という特性から導き出されたアドバイスと思います。
確かに、自分の行った仕事がどこでどう活きているかが目に見えて分かればもっとやりがいを持っていきいきと働くことができるかもしれないな、と感じました。
10月中旬:2回目
2回目トレーニングまでの課題は以下の2つ。
1回目から2週間空いて2回目のトレーニング。
2回目は主に課題に対してのFBでした。
①職務経歴書について
基本的によく書けているとのことで、直しはほとんどありませんでした。
ちょっと堅いかな?というくらい。
もう少し人間味(価値観やマインドの部分)が出せると尚良いとのことでした。
役所特有の堅さが隠しきれなかったかもしれません。笑
②企業研究
まずは6社くらい企業研究をやってみての感想。
これを踏まえて求人票を見るポイントや業界の知識などについて、実際に私が企業研究したものを活用してアドバイスいただきました。
企業研究については、この後の転職活動の中でもやっていくうちになんとなく感覚を掴んでいくのですが、途中まではできている感があまりありませんでした。
そもそも3C分析は完璧にできるものではないとのことでしたし、業界地図などを見ると良いなどのアドバイスもいただいてはいたのですが、業界知識ゼロの私にはかなりハードル高めのコンテンツでした。
私も早い段階できちんとアドバイスを求めればよかったのですが、3C分析についてもう少し初心者向けの具体的なアドバイスをいただくことができればよかったなと感じています。
(実際、SHElikesの「webマーケティングコース」の資料や過去に取り組んだマーケティングトレースを振り返りながら手探りで行っていました。こんなところでもSHEの教材が生きています。)
初めての企業研究に苦戦したものの、トレーニング中に
「この求人のこれってどういうこと?」
「この職種どう思いますか?」
など率直な疑問などもかなりぶつけることができ、最終的には求人票の見方や業界の考え方、またキャリアの広げ方など、転職市場の知見がかなり深まりました。
転職カレッジHONEST イベント・ワーク・1on1
10月限定イベント「転職活動のすすめ」
毎月1回開催の会員限定イベント。
スピーカーはコミュニティオーナーのえさきまりなさん。
イベントレポートはこちら。(横着すみません。笑)
コミュニティとしても10月ローンチだったため、初回である限定イベントの内容もかなり初歩的なものとなっており、転職初心者にはすごくありがたかったです。
10月ワーク:職務経歴書・履歴書の作成
転職カレッジHONESTでは、毎月ワークが提示されます。
自分の転職活動のフェーズに合わせていつ提出しても良いので、自分のタイミングに合わせて取り組める点がありがたかったです。
たまたまなのですが、こちらでも10月は職務経歴書作成のワークが提示されたため、きづく。転職相談の課題で作成したものと同じものを提出しました。
複数の方の目を通すことでより精度の高いものができたかなと思います。
こちらでも基本的にはよく書けていると言っていただけましたが、「自己PRの内容が定性的なもの(上司に評価いただいた、など)に寄っている。」とのご指摘をいただきました。
これは公務員の仕事の特性上ある程度は仕方のないことではあるのですが、成果を数字として提示できなくてもなるべく「自分が介入したことによる状況の変化」を組み込めるように工夫し、修正しました。
10月下旬:1on1キャリアカウンセリグ
イベントやワークを終え、10月下旬にえさきさんのキャリアカウンセリングを受けました。
初回かつ転職活動開始前の段階だったため、こちらでも適職についてのアドバイスをいただくことにしました。
30分という短い時間ではありましたが、「価値観&強み抽出ツール」というコミュニティ内で共有されているワークシートをもとに取り組んだ自己分析やストレングスファインダーの結果を見ていただき、さまざまなアドバイスをもらいました。
以下、印象的だったやりとり。
「弱み」と思っていた資質を「強み」として活かせる職種を提示していただけて、なんだかすごくパッと目の前の霧が晴れたのを覚えています。
「アドバイザー的な立ち位置から第三者目線で助言をする」ことに適性があるとアドバイスをいただき、HR領域の他にも元々興味があった編集職や、全く知らなかったカスタマーサクセス職なども含め幅広く提案してくださいました。
10月を終えて
10月は2つの転職支援サービスをフル活用し、エントリーする業界や職種の方向性を定めたいと考えていました。
結果的に、両方のコーチから「HR領域」を中心に「人」に纏わる仕事への適性を指摘いただき、かなり方向性が定まったという点で非常に満足度の高い1ヶ月でした。
10月は仕事の方でも大きいイベントがありかなり忙しく、地震による夜中の緊急参集もありました。
勉強の方も、SHElikesのライターコースの卒業制作を書き切る、SHEmoneyの受講を進めるなどかなりフル稼働していたなという感じです。
でも転職準備の方もここまでやりきれたことで、今まで燻っていた「退職の報告をどうするか」について、「次回の面談で言ってしまおう!」と決意することができました。
不安は行動で払拭すると言いますが、本当にその通り。
今振り返ってもかなり頑張れた1ヶ月でした。
次回、11月編。
いよいよエントリー開始!というところなのですが、10月で転職活動の道筋が見えたことが嘘のように迷走してしまいます。笑
乞うご期待!