実技を高める
実技テストを受けている先生方はそれなりのレベルを維持されていると思いますが、実技のない採用試験合格者はレベルがピンキリになりがちと思います。
調理技能編
調理実習で求められるレベルは何でしょうか。
採用試験であれば、魚のさばき方やとろみのつけ方、切り方の正確性などを問われると思いますが、現場レベルだときれいにできるか、それを説明や再現できるかがポイントかと思います。
中学ですと、
魚の三枚おろし、手開き
千切り、小口切り
あたりができればあとは何とかなると思います
被服技能編
一番差が出るのはここでないでしょうか。
私はまともなことが何一つできません。実習もしたけど、スカートやらパーカー、スモッグなどが作れるレベルでもありません。
どのぐらいできればいいのか。
裁縫はまつりぬい、千鳥掛け、コの字まつり、ステッチは押さえておきたいところです。
刺し子や刺しゅうも行うならそこの知識もいります。
ミシンであれば、始末、縫い合わせも必要ではないでしょうか。
和裁をやる学校もあるのでそれも大切になります。
何か作ってみることが上達への近道
勤務していた自治体では毎年実技講習を行っていました。
1年目は全くできず、ベテランの先生にお世話になりましたが2年目以降、自分でできる範囲で進め、ティッシュケース、巾着、トートバッグなどを無事に作ることができました。
家庭科の先生としては当たり前の能力かもしれません。ただ、実技が苦手という意識でいる自分にとっては相当大変だけども力はついたのかな、とも感じます。
実技は調理であれば、料理教室や専門学校、企業で体験会を開催しています。裁縫は手芸店、メーカーが開催しているところもあります。
人脈を広げる意味でも参加することも視野に入れ、月に1度でも何か作る時間をつくることが上達につながっていくと思います。
今はyoutubeも含めてつながりやすい時代です。きっと困れば助言いただけるのではないでしょうか。
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