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さるぶつ牧場 運動の法則2解答
ブレーキをかけた自動車の加速度
問題はこちらです.
運動の法則「物体に力を加えると,力と同じ向きに,力の大きさに比例した大きさの加速度が生じる.」は,「物体が加速度運動をするとき,物体には加速度と同じ向きに,加速度の大きさに比例した力がはたらいている.」と読み替えることができます.したがって,この問題では物体にはたらく加速度を求め,加速度から力を見積もります.
はじめに車が進んでいた向きを正として計算して,加速度が負になったので,進んでいた向きと反対向きに加速度が生じたと判断します.ブレーキをかけたので当たり前ですが,論理的に考える練習もしましょう.
よく「絶対値を付ける意味が分かりません」という質問を受けることがありますが,ここで絶対値をつけるのは力の大きさを求めるためです.絶対値を付けずに計算して,最後に大きさにしてもかまいません.
はじめに自動車の進んでいた向きを正とすると,自動車の加速度 $${a}$$ は,
$${a=\frac{0-15}{3.0}=-5.0\rm m/s^2}$$
運動方程式より,
$${F=|1.4\times 10^3\cdot (-5.0)|=7.0\times 10^3\rm N}$$
(自動車の進んでいた向きと反対向き)
詳しい説明はテキストを参考にしてください.