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さるぶつ道場 仕事と力学的エネルギー保存則6

木片に打ち込まれた弾丸が貫通する条件

 図1のように,質量 $${M}$$ ,厚さ $${a}$$ の直方体の木片を水平面上に固定して,質量 $${m}$$ の弾丸を速さ $${v_0}$$ で木片の面に垂直に撃ち込んだところ,弾丸は $${\frac{a}{2}}$$ だけ進んで止まった.木片の厚み $${a}$$ は弾丸に比べて十分大きく,木片と弾丸の間の抵抗力以外の摩擦は,全て無視できるものとする.

図1

(1) 弾丸と木片の間の抵抗力は一定であるとして,抵抗力の大きさを求めよ.
(2) 弾丸が木片の表面に接してから静止するまでの時間を求めよ.
(3) 木片を貫通するために必要な弾丸の速さの最小値は, $${v_0}$$ の何倍か.

 次に木片の固定を外し,なめらかな水平面上で自由に運動できるようにして,速さ $${v_0}$$ の弾丸を木片の面に垂直に撃ち込んだところ,木片は倒れることなく,弾丸とともに弾丸の初速の向きに水平面上を運動した.弾丸と木片の間の抵抗力は,(1)で求めた値と同じであるとする.

(3) 弾丸が木片に入り込んだ深さ $${l}$$ と木片の移動距離 $${L}$$ を求めよ.
(4) 木片を貫通するために必要な弾丸の速さの最小値は, $${v_0}$$ の何倍か.

 解答はこちらです.

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