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さるぶつ牧場 波の基本的な性質12解答

直線上の振動しない点の数

問題はこちらです.

 $${x=2.5\rm cm}$$ 上だけを考えるのではなく,図3のような干渉縞できることをイメージして解きましょう.

図2

 $${x=2.5\rm cm}$$ 上の座標を点P $${(2.5,\ y)}$$ とすると,図2より,波源から点Pまでの距離の差 $${|\overline {AP}-\overline {BP}|}$$ は,$${m}$$ を自然数として,

$$
\begin{array}{}
\sqrt {5.0^2+y^2}-y&=&\left(m-\frac{1}{2}\right)\cdot 2.0\\
\sqrt {5.0^2+y^2}&=&y+(2.0m-1)
\end{array}
$$

 両辺を2乗して計算を進めると,

$${y=\frac{5.0^2-(2.0m-1)^2}{2(2.0m-1)}}$$ 

 $${y>0}$$ となるのは,$${m=1,2}$$ のときなので,図3のように,$${x=2.5\rm cm}$$ 上には2つの振動しない点が現れる.

図3

最も遠い点は $${12\rm cm}$$ ( $${m=1}$$ )である.

 詳しい説明はこちらのブログか,下の動画を参考にしてください.


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