見出し画像

ブロンプトンで5年ぶりにツーリング!自分だけの時間を再発見。

思い立った5年ぶりの自転車ツーリング

5年ぶりに、愛車のブロンプトンでツーリングに出かけてみた。控えめに言っても、最高の時間だった。

少しの距離でも車で移動することが多かった20代後半、ふとしたきっかけで折りたたみ自転車を手に入れた。
昼食を買うコンビニまでの道のりが、意外にも快適で楽しかったのを覚えている。

その後、自転車にハマった私はバイクを手放し、ロードバイクとブロンプトンの2台を所有する。
英国製のブロンプトンは気軽に乗れるのが魅力で、当時のポンド安もあって、今では考えられない価格で買えた。

当時の休日は、この2台であちこち長距離ツーリングを楽しんでいた。

子育てとライター業で遠のいた自転車

しかし、子どもが生まれてからはライフスタイルが大きく変わっていく。
気軽にツーリングに出かける余裕はなくなり、今ではブロンプトンで近所を少し走るくらいになってしまった。

ライター業を始めてからは、特にハードな日々が続いた。
平日の夜だけでは時間が足りず、休日もリカバリーのために執筆時間に充てざるを得なくなる。
この数年ほどは文字通りの「息抜き」ができず、自転車からもすっかり遠ざかっていた。

ただ、その甲斐あってライターとしての経験は積み上がった。締め切りに追われることも減り、少しずつ自分の時間を確保できるようになってきていた。

そこでこの休日、思い切ってブロンプトンで、久しぶりとなるツーリングに出かけることにしたのだ。

絶好のツーリング日和、道の駅を目指す

この日の気温は最高22度で、11月とはいえ、日中は半袖のサイクルジャージでも少し汗ばむ陽気だった。
快晴で風もほとんどない絶好のツーリング日和のもと、20数キロ先にある道の駅を目指した。

川沿いをひたすら走り、市街地を抜ける。
2速に改造した軽量仕様のブロンプトンだが、今回のルートは高低差が少なく快適そのもの。ロードバイクで培った、太ももを上げる意識のペダリングで進んでいく。

海に出て景色が開けたので、その風景をバックに写真を撮った。
ブロンプトンはリアフレームを回転させて自立が可能だ。スタンドのないロードバイクとは違って、自由な角度で写真撮影ができるのがいい。

道の駅に着くと、焼きたてのパンを3つ購入し、少し遅めの昼食をとった。こちらも久しぶりの美味しさだ。ここで買うパンにハズレはない。

仕上げにソフトクリームを食べ、近くのコスモス畑を眺めてから、ゆっくりと帰路についた。

道の駅のコスモス畑は満開だった

自然を感じながら過ごした自分時間

光る川面、鳥の羽ばたく音などの自然を感じながら、いろいろなことを考える時間が楽しい。
時間に追われている時には思いつかなかったアイデアが浮かんだり、これからの目標が見えてきたりもする。

途中、体が冷えてきたので、フロントバッグからアームウォーマーを取り出し着用した。少し気温が下がってきたようだ。ペダルを漕ぐ足はすでに重く、無理せずにマイペースで進む。再開していきなりの数十キロは、少しキツかったか。

帰宅する頃には足に力が入らなくなっていたものの、その疲労感がとても心地よかった。お金もほとんどかからず、バイク時代と同様に、やはりこんな過ごし方が自分には合っていると感じた休日だった。

これから寒くなっていくが、機会を見つけて、またブロンプトンと一緒に出かけたい。

いいなと思ったら応援しよう!