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片岡屏風店とは

屏風について色々書いていく前に、まずは片岡屏風店とはどんな会社か自己紹介したいと思います。

改めまして、片岡屏風店と申します。

東京都墨田区で屏風を作っています。

いわゆるスカイツリーの真下ですが、スカイツリーができるずっと前から同じ土地で屏風を作り続けています。

創業自体は1946年、初代片岡治郎によって作られました。

治郎には兄がおりまして、ざっくり言うと兄がやってた表具屋を別の場所で手伝ってた的な感じです。

その後完全に分かれて今に至ります。残念ながら兄のお店は数年前に閉めてしまったのですが、、、

片岡屏風店は流れは汲んでいるけど表具店ってわけじゃなくて、いわゆるお雛様や五月人形などの節句飾り用の屏風を作っていたんですね。イメージしてもらうと、例えば雛人形のセットってお人形だったり、ぼんぼり、造花だったりとそれぞれ違う職人が作っているので、その屏風を作っているから屏風屋さん、なんですね。

当時はイケイケどんどんだった時代でめちゃくちゃ忙しかったみたいです。間に合わないから夜遅くまで作ったり、お客さん達の屏風の取り合いだったり。あ、お客さんってのは人形店さんとか問屋さんとかですね。つい数十年前なんだけどなぁ。想像出来ない。。

初代治郎は早くに亡くなってしまって、その後すぐに現社長の片岡恭一が二代目として継ぎました。ここから今の片岡屏風店の源流ともいえるカタチを形成していくのです。簡単に言うと節句飾り以外の屏風の展開です。この辺の話はまた別の機会に話します。

そして今この文章を書いている私が息子として三代目になるわけです。いっきに話が飛びましたねw   すみません。

まぁ兎にも角にも東京の墨田区でずっと屏風を作ってますよ、という事です。

職人も今7人いてそれぞれが個性を生かし屏風作りに勤しんでいます。

簡単な自己紹介で恐縮ですが、長くなるとアレなので今日はこの辺で。

色々と要所要所は分けて紹介していけたらと思います。

次回、「屏風ってなんやねん」です。

よろしくお願い申し上げます。


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