役に立つ!オンライン授業、心構えが大切
はじめまして。
ボランティア団体「たねっこ学校」の三輪です。
4/13(月)から平日夜7時にオンライン授業を2週間した中で、大切だと感じたことをまとめました。
役に立つと思えば、どうぞ、ご自由に利用・配布なさってください。
当団体はZoomを使い小学生対象にオンライン授業を行っています。
オンライン授業を挑戦されている方に向けて、
当団体の知識がお役に立てればと考え、この記事を共有させて頂きます。
この記事は小学生対象にネット環境が整っている、Zoomを利用することを前提としております。
たねっこ学校のHP
https://peraichi.com/landing_pages/view/samplegaltukou
1. オンライン授業の準備
1-1. 「オンライン授業での振る舞い」
どう振る舞うのが良いのかが、分かるように前提条件を伝える「オンラインで授業を行うこと」はあくまで手段であり、目的ではありません。ですので、オンラインで「何を目的」とし「何を行う」のかを参加者に共有をしてあげてください。以下に例を挙げます。
目的:
普段の授業をオンラインで行えるか可能性を探る
改善:
普段と同じ授業を行い、何が問題がなく、何に問題が出るのかを参加者を含めてフィードバックをお互いに出す。
1-2. 「Zoom時間制限」
Zoomを無料で使う場合には40分の時間制限が
あるので、時間制限がある前提で授業を設計してください。
2. オンライン授業を行う上で意識する点
2-1. 「全生徒との関わり」
普段の授業以上に意識しなければならないのは、ファシリテーションです。
普段どおりの授業と違い、参加者もどう振る舞って良いのかが分からないことが多いです。
また、オンラインを通じることで、普段の情報量より得られる情報量が減ります
(笑っているのか、戸惑っているのか)
オンラインのミーティングのファシリテーション経験がない先生が行う場合には、やることを無理に詰め込むことはしない。
いきなり頑張りすぎない。これが、大事です。
2-2. 「授業内容」
何をするのかを事前に伝えること。
生徒にどう振る舞ってほしいのかを伝えること。
以下に例を挙げます。事前に誰が何をどうするのかを共有することにより、生徒が自身の振る舞い方を事前に理解し、授業がスムーズに行う。
生徒が入室したら、先生から挨拶をする。
お互いに聞こえているかを確認をする。
聞こえない場合は、ジェスチャーで意思表示
入室時は、顔出しを強要しない。全員のミュートを解除する。
生徒全員が揃うまではウォーミングアップの意味でホワイトボード機能を使い5分間、自由にお絵かきをしてもらい、zoomの感覚を掴む。
2-3.「先生・生徒 スイッチオン」
生徒全員が揃ったら、先生自らをスポットライト
生徒に今回の先生であること、常に笑顔・生徒の表情を意識する。
その後、ご飯を食べた人?など「はい・いいえ」で答えられる
クローズド・クエスチョンを手をあげてもらい、緊張感を和らげる工夫をする
その後、最近どう過ごすことが多いか?
お手伝いをしているか?宿題はやっているか?
オープンド・クエスチョンをして、反応があった生徒からオーバーリアクションしながら軽く質問を重ねていく。
生徒全員が共有できる内容であれば、その内容を軸に他の参加者にも、その内容を質問しながら、先生はスキあればボケるなどして、バカな先生だと思わせたら勝ち。
その後、1時間の流れを簡潔に伝える。
①この後30分間、授業をすることを伝える。
②何の授業をすると思うか、などを質問する。
この時点で、必ず全生徒に質問を振っている。
その後、ブレイクアウトセッション機能で学年をもとに1つグループ生徒が3人前後になるように、グループ分けを手動で作る。
30分前後のグループ時間になることを伝える。
この時、オプションでセッション時間、カウントダウン90秒を毎回設定する。
2-4. 「グループでの関わり」
先生が30分前後授業をする。
その際、生徒全員のペースを統一させる
先生ともに生徒、スマホで授業に臨む。
先生は画面共有の画面を選択しスマホの画面そのものを生徒に見せ、事前に用意した学習ドリルを写真やLINEで問題→解答にきちんと並ばせものを画面共有する。
ホストはブロードキャストでクリックし残り5分で授業が終わる旨をメッセージが送信する。
その後、90秒のカウントダウンがはじまったら今日、学んだことを要点を抑えながら生徒と確認する。
メインルームに戻ったらホストは反応がありそうな、生徒に対し今日はどんなことを学んだのかを質問する。その後、先生に簡潔にフィードバックをしてもらう。
残り30分間は自由時間とし、ホワイトボードで絵しりとり、クイズ、雑談、スマホ学習アプリで交流を深める。
まとめ
1. オンライン授業は準備が9割
2. オンライン授業で「何を目的とするのか」
「生徒はどうふるまえばいいのか」を設計、共有
3. 普段の授業をオンラインでそのままやろうとして、慣れていない状況で無理にやることを詰め込みすぎない、やってみて何を学べるかを、生徒と一緒に学ぶぐらいにする。
慣れてきたら普段の授業をやってみてもよい。
オンライン授業で使える無料ツール
①「ちびむすドリル」小学生学習プリント
https://happylilac.net/syogaku.html#down1
②「進研ゼミ」小学生学習ドリル
https://www.benesse.co.jp/zemi/homestudy/#index1
ご質問は三輪勇介メッセンジャーでご連絡下さい。
友達になっていないと、メッセージに気づけないので、友達追加をした上でご連絡下さい。
また、平日夜7時の見学も大歓迎です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
少しでも現場の先生、生徒たちのお役に立てれば幸いです。
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