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サイコパスとの遭遇

サイコパスという言葉は、いつごろからあるのでしょうか。
実は私、その言葉を知ったのは最近です。
その言葉の意味を知って、私は犠牲者であることがわかりました。

サイコパスって何?

2年ぐらい前でしょうか。
元の職場で自殺された方がいて、同僚に聞くとサイコパスにやられたとかいうのです。

そのサイコパスと疑われた人物は、私もよく知る人なのですが、そこまでひどいとは思っていませんでした。
やはり、その人の懐に入ってしまうと手のひらを返されるので、外からは気づかないもんだなと思いました。

あの人がそうだったんだ!

そう思うと私の20代もサイコパスの先輩に翻弄された人生だったように思います。
その先輩は、見た目はパッとしないのですが、技術的に非常に高く、口が達者で、若かった私は引き込まれてしまいました。
引き込まれていったのは私だけでなく、多分後輩に当たる人の多くがそうなって行ったと思います。

そして、飲み会や旅行を企画したりして、人を喜ばせるのが本当に上手で、人づきあいの面では私はからっきしダメだったので、本当にすごいなぁと思っていました。
ただ、私は家族的な付き合いが苦手なので、どうしても距離を置こうとするのですが、強引に引き戻そうともします。
ものすごく仲良くなってしまったので、距離をおこうにも会社を辞めない限り無理になってしまい、しばらくは我慢を続けました。

関係はなんだかんだ10年ぐらい続いたでしょうか。
最初の2、3年は本当に楽しかったのですが、その後は時間を搾取されるばかりで、全くいい思い出はありません。
最後は鬱の手前まで行きましたが、その状態を見かねた上司がうまく引き離してくれて、事なきを得ました。

もし関係が続いていたなら、私は多分この世にいなかったかもしれません。
今思うとなぜ自分で逃げることができなかったのか、不思議でなりません。
関係が切れて20年以上経ちますが、今でも同じ会社にいるので何年かに一度は会うことがあります。
ただ、こちらから近づこうとはしないので、特に問題はありません。

今思うといいこともあった

悪いことばかり書きましたが、実はいいこともあります。
師弟関係的に鍛えられてきましたので、技術には磨きがかかりました。
人づきあいの距離感もこの時に培われたものだと思っています。

しかし、これが財産だと思えるには相当な時間がかかったことも事実です。
サイコパスという言葉は知らなくても、同種の人間を察知できるセンサーも装備しました。
おかげで警戒心が強くなってしまい、人と仲良くなれないという側面が出てきましたが、最近はリハビリを進めていて、少しずつ良くなっていると思います。

人のことばかり言ってきましたが、自分でもサイコパス度チェックをやってみました。

サイコパス度チェック

・良心が異常に欠如している →×
・他者に冷淡で共感しない →×
・慢性的に平然と嘘をつく →×
・行動に対する責任が全く取れない →×
・罪悪感が皆無 →×
・自尊心が過大で自己中心的 →△(自己中心的かもしれない)
・口が達者で表面は魅力的 →△(口は達者かもしれない)

各項目○は2点、△は1点として点数は2/14点なので、サイコパス度は14%ですね。
とりあえず低くて安心しました。

サイコパス的な行動をとった時は、自己嫌悪感が半端なく感じるので、私はサイコパス度はかなり低いと思っています。

これからは人付き合いを積極的に深めていこうと思っているので、このような人達に出くわす可能性は高くなります。
同じ過ちを犯さないように、これからも気をつけていきたいと思います。

#連続投稿108日目 #サイコパス #ロバート・D・ヘア #小池百合子

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