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もっとお金は自由に使っていい
少しお金を使うことに臆病になっていたのかもしれません。
お金を貯めるだけでは幸せはやってこない。
そう気づけたことに幸せを感じています。
*
本当に若い頃のお金の使い方は酷いものでした。
昨日お話しした通り、そのほとんどはギャンブルとお酒と...歓楽街へ消えていきました。
若い頃は、自分が病気になって働けなくなるとか、いつか死んでしまうとか考えもしませんでした。
それはやはり会社員と言う安定した組織に属していたからだし、解雇されるなど考えもしません。
結婚してからは派手な使い方はしなくなったものの、相変わらず貯金はなく、大して変わりませんでした。
家こそ買わなかったものの、車は欲しければ買いましたし、ローンなんて当たり前だと思っていました。
同僚で車をキャッシュで購入する人がいて、当時の私は変な人と思っていました。
確かに歳を追うごとに金遣いはおとなしくなってゆくのですが、それはお金に対するリテラシーが高くなったと言うよりは、物事の関心が低くなったと言った方が適切かもしれません。
ずーっと、ぼやっと生きてきたのですが、子供が大病を患った時、人は死ぬんだと心から理解した時、急激に物事の考え方が変わっていきました。
私の場合、時間を大事にしようと思うようになって、お金の使い方も変わっていったように感じます。
そして、私のお金の使い方が明確に変わったのは、大学で経済学を専攻してからです。
随分と遅い大学への入学でしたが、4年間は自分の時間の全てを使ったと言っても過言ではないと思います。
そこで出会った家計と言う学問。
マクロ経済は、当時の私には難しく、言葉を覚えるのでやっとと言う状態でしたが、
ミクロ経済である家計はわかりやすかった。
そして、いかに我が家の家計がダメなのかを理解しました。それは、
「全く記録をとっていないので、改善の種がない。」
ということでした。
このあたりから家計簿を割としっかりとって、自分のお金の使い方について反芻するようになりました。
しかし、自分の中で良かれとやっていても、妻とお金に対する価値観を共有することはできませんでした。
その原因は、
「お金の使い方を私が勝手に決めてしまったこと」
だと思っています。
もっとお金の使い方について相談すればよかったなと。
これからのお金の使い方は、まず、
「貯めることよりも、使うことを考える」
このことを中心に据えたいと思います。
今まで、お金を守ることに一生懸命で、使うことは必要なものだけに厳選してきました。
もちろん、悪いことではないのですが、それにより機会損失も大きいと感じています。
今だけ楽しいものへの出費は抑えつつ、今も楽しい、将来にも役に立つかもしれない。
そのようなものへ積極的に投資して行きたいと思います。
そして、今は気持ちが離れてしまった妻と少しでもお金の話ができるように、コミュニケーションをとっていきたいと思います。
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