今って別に区切りのいい時期じゃないな
数日前にアスファルトの上で派手に転びまして両手とか両膝とかが傷だらけになった。
そんな身体を覆っていたスーツの方も無事では済まずに千切れていった。
たまたま新しいの買おうかなと思っていたところだったから平常心でいられているだけだと思う。
傷の痛みはかなりマシになったけど一週間足らずでは消え去らない。絆創膏を剥がすとえぐれた表皮の内側にピンク色の肉が見えている。痛みはないけどあまりそのままにもしていたくなくてついまた新しい絆創膏で覆いたくなる。
一番ダメージが大きい膝にはキズパワーパッドを使っている。今まで縁のなかった道具で、絆創膏のすごい奴という認識でしかなかったが、なんというか発想が全然違っていてびっくりした。全く痛くない。貼りかえるときが一番痛い。もっとケガをする人生だったらもっと親しい仲になっていたかもしれない。
そんな中にありながら誕生日を迎えている。いつものことだけどこの時期に一年をまとめようとするとすぐに年末が来てしまってややこしいことになる。振り返ったところで大したことはしていない。
物書きとしてはかろうじてこのエッセイを始めたくらいで、それにしたって生存報告代わりのものだ。無理をして何かを作る気にもなれない。
余った時間は引っ越しだとか、なんとなくで始めた英語とか情報関係の勉強にあてていた。
それらも目安のテストが一応終わって一区切りがつき、次のステップに向けて初めてもいいけれど、まあ今は詰めなくていいかなって時期になっている。
ゆるやかに年末に向かっていたのだけど、なんだか急にゲームが作ってみたくなってUnityをダウンロードしてみた。
初心者向けの教本を見て進めていたのだけど、たまたま選んだ本がノーコードで作りましょう的な奴だった。
要するにプログラミングはせずにプリセットされているマインドマップ的なシステムで作っちゃおうっていう本であり、いやでもこれやりすすめてもめっちゃ限定的じゃない?ってなって、おとなしくUnity用のC#の勉強からリスタートしている。そんな、言えるほどの日数経ってはいないけど。
書いてみたけどやっぱり今って別に区切りのいい時期じゃないな。きれいにまとめに入るよりは手を動かしたい。プログラミングから部屋の掃除まで、何一つ手を動かさないと片づかない。だからこそ、この手の疼痛は割と邪魔。