私家版第一歌集収録イメージ短歌一部
600首以上掲載している「さようならの吹き溜まり」だが、その中にイメージ短歌も収録されている。（推し短歌とはまた少し違う気がするのでイメージ短歌とする）
その一部を抜粋してお見せする。
慎ましい願い忽ち風によりひらひら散ってほら夏が来る
君の時間を奪いたくない君は君の時間を生きて（泣かせてしまう）
花の咲く季節とか賑やかな小鳥とか、貴方の為の椅子ばかり空く
好き勝手叫んでたって好きだって君からしたら野花の一種
振り向けばなな色に光る橋だった私の踊り続けたロンドは
幸せは多分君の形をしていて足があるから私から逃げる
他にもいろいろ書いているので、ぜひお買い求めください。
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