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やる気を奪うあの言葉、思考の癖になっていませんか? 通読目安:5分

どうせ自分は・・・を止める。
それは言い訳になるし、やる気を奪う。
どうせといい出したら、ちょっとまってと言おう、というお話です。

これは・・・
ポジティブな人にはあまり関係ない話だと思いますが、自分に自信がない人にはありがちかと思います。

なにか失敗したり、うまくいかないことがあると、どうせ自分は・・・ というふうに考えてしまう。
人間関係がうまくいかなくても、恋愛がうまくいかなくても、仕事がうまくいかなくても。

これ、やる気を奪うことも問題なんですが、最大の問題は、これを言い訳にしちゃうことです。
その結果、状況を変えるために向き合わないといけないことから、目を逸らしてしまう。
というか、そこまで考える前に、どうせっていって、思考を止めてしまう。

どうせ自分はダメなんだからって思っていたら、どうすればうまくできるか、どうすれば変えられるかって、考えないですよね。
サーカスの象みたいなものです。

サーカスの象というのは、思い込みが自分の限界を決めてしまうという話のたとえです。
サーカスに出る象は、子供の頃にサーカス団に連れてこられ、鎖に繋がれます。逃げようとしますが、子象の力では、鎖は引きちぎれない。
やがて諦めて、そのまま大人になります。
大人の象の力なら、鎖を引きちぎることはできますが、象はもう、自由を求めて鎖を引きちぎろうとしない。
鎖は引きちぎれないと、そう思い込んでいるから・・・という話です。

自分は状況を変えられるという前提を持っているから、どうすればいいだろうと考えるわけで、前提が「どうせ自分は」だと、変えるためにどうするか考えるとか、行動することをしないわけです。
だからまず、前提を変えないといけない。

では、どうせ自分って前提の根拠は何なのか?
前に、自分の中から出てくるネガティブに反論しましょうって話をしたと思いますが、それをここでも使ってみましょう。

どうせ自分は仕事がうまくできない・・・
→ほんとにうまくいったことないだろうか?
うまくいったとは言えなくても、四六時中失敗してるわけではない。
普通にこなしてることもあるはず・・・
それは出来てるってことではないのか・・・?

という感じでしょうか。

どうせうまくいかないと言ってしまうと、常に失敗するみたいな感じですが、実際には、失敗もするけど、普通に仕事はできてる、ではないですか?
それは、仕事してる人、ほとんどがそうだと思います。
自分を卑下する理由になりません。
それを卑下するのは、完璧主義なのかなと思います。
それでも失敗が多い・・・という場合は、うまくできないという思い込みが原因である可能性があります。


どうせ自分と仲良くする人はいない
→そう思ってるから、自分からそういう空気出していないだろうか?
世の中には人間はたくさんいるし、仲良くなれる人もいるはず。
なぜいないと決めつけられるのだろう?

そう考えると、自分の思い込みと、その思い込みが原因の変な雰囲気が、人を近づけない空気を作ってるかも、というふうに思えてきます。
変な雰囲気のせいで、周囲の人があなたを誤解しているかもしれせん。

であれば、常に笑顔でいるとかして、話しかけやすい雰囲気を作るところから始めてみたら、今周囲にいる人だって、仲良くなれるかもしれません。


どうせ自分は恋愛がうまくいかない、好きになってもらえない

→確かに今までは、失敗ばかりだったが、それはこれまでの何人か、何十人かの話・・・ 世の中には、男も女もたくさんにいる。
好きになってもらえないって、なんで言い切れるんだろう?
その思い込みが、相手を変に束縛して、結果的に別れることになってしまうのかもしれない・・・ じゃあそこを改善したら・・・?


ね?

どうせ自分はって、自分一人の狭い世界の中の思い込みだったりします。
ダメというには、あまりにも根拠が薄い。
この先、それを覆す環境や出会いがあることだって、普通に考えられます。

どうせ自分はって言葉が、もし口癖になってるなら、そんなものに根拠はないと、バッサリ切り捨てて、どうすればいいんだろうかって考えてみてください。
前提は、どうせ自分ではなく、自分は変われるにしましょう。

人は変われるんですから。


みなさんに元気や癒やし、学びやある問題に対して考えるキッカケを提供し、みなさんの毎日が今よりもっと良くなるように、ジャンル問わず、従来の形に囚われず、物語を紡いでいきます。 一緒に、前に進みましょう。