正直未来は明るいと思ってる

今更ながら渋沢栄一さんの「論語と算盤」を読みました。
もちろん現代語訳版です。

超シンプルにまとめると「道徳的に正しいことをしなさいよ」ということ。道徳的に正しいことであればお金を儲けてもいいし、儲けることは人のモチベーションにも繋がるから大切だと論じられていた。まさにその通りだと思う。他にはいかに道徳観を養うかや、志を持つ重要性などが書かれており、いやはや何と素晴らしい精神性をお持ちの方なのだろうと敬服の念に堪えないばかりか、己の不甲斐なさに恥じ入るしかなかった。

さて、今の日本について考えてみると道徳性をもった若い子が多くいるように感じる。インターネットから世界中の様々なニュースをリアルタイムで知ることができ、それに対する様々な人たちのコメントも見れるから、物事の良し悪しに関するバランス感覚が磨かれるんだろうなと。ただ私自身も当てはまるが、自分の意思・意見を磨きづらいことはとても可哀そう。色んな人のコメントを借りてあたかも自分の意見のように語ってしまう経験が増えてしまうんじゃないかな。私も気を付けます。

物事の良し悪しはある程度わかるけど信念や志はイマイチな人(私)がこの先増えていくとどうなるのかな。恐らく良し悪しがわかる分、自身の存在意義を求めて社会貢献を目指す人がどんどん増えると思う。そうするとSDGsが国民レベルの基本思考になって(今の小学生って既にSDGsを習っているんですってね!)こんまり流のSpark Joy!がモノを買う際のグローバルスタンダードになる。すると幸せの価値は物質的な豊かさから切り離され、家族やコミュニティへの繋がり自体に見いだされるようになる。

無茶苦茶な論理展開やけど最高な世界じゃない?
頑張って長生きしよ。

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