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世界史とつなげて学ぶ中国全史
かなり俯瞰して中国史を語った内容。
長江ではなく黄河に文明が生まれた理由やモンゴル帝国の崩壊の原因、または中国が周辺国の独立をどうして妨げるのかなどを一貫した論理で解説してくれているので非常にわかりやすかった。
西洋史に慣れ親しんだ日本人にとって、多様性を統一しようとする中国の苦悩がよくわかる。
★★★★☆
あぶない法哲学 常識に楯突く思考のレッスン を読んで
功利主義のトピックが一番興味深かった。
可能な限り幸せの人を増やすために「社会全体の不利益を最小限にする」と考え方が切り替わった途端、誰を不幸にするかの選民が始まってしまう。
幸せの形はみんな違うから、真の功利主義の実現がいかに難しいかは想像に難くないけど、皆が近くの人に思いやりを持って接すれば案外簡単に実現するのかも。
シンデレラみたいな魔法をかけてほしい
起業家やアーティスト、身近なところでは会社のエースの同僚など最前線で活躍している人たちはキラキラしている。自信に満ち溢れている。
私は自分のアイデアや考えに自信がない。映画を見て面白いと感じても、レビューが悪かったら「面白くなかったのかな?」と自分を疑ってしまうくらいに自信がない。この世に数多の人たちがいるから「自分のアイデアなんて何番煎じなの?」と冷静に考えてしまう。
自信がない理由を考えて
サラリーマンのモチベーション
サラリーマンってもう安定してないよね。
トヨタや味の素など業績が安定している超々一流企業でも、終身雇用は約束されない時代。終身雇用は高度経済成長やバブルなど生産量や賃金など何もかもが右肩上がりの好景気に効果的だった。今はいかにお客様一人一人に合わせたモノ・コトを提供できるかが勝負になるので、自ら考えて次の時代を創出できる人材が求められている。個々の能力で大きな差がつく時代になるのは間違いないのだ!
正直未来は明るいと思ってる
今更ながら渋沢栄一さんの「論語と算盤」を読みました。
もちろん現代語訳版です。
超シンプルにまとめると「道徳的に正しいことをしなさいよ」ということ。道徳的に正しいことであればお金を儲けてもいいし、儲けることは人のモチベーションにも繋がるから大切だと論じられていた。まさにその通りだと思う。他にはいかに道徳観を養うかや、志を持つ重要性などが書かれており、いやはや何と素晴らしい精神性をお持ちの方なのだ
30歳になってもやりたいことがわからない
タイトルは30歳だけど、本当は今年で31歳。正社員で入社して年収は世間の中央値よりちょっと高いくらい。住処も田舎だしお金がかかる趣味もないし貯金にも大して困っていない。仕事はそこそこ忙しくでも同僚はいい人ばかりなので、周りから見るとなかなか恵まれていると思う。実際にかなり恵まれていると思う。
恵まれているからこそ新たなことに手を出したくなる。最近よく考えているのは副業。ただブログの文章をうまく書