父の影響
前回の投稿に書いた蝶さんを、何故こんなに好きになったのかは、完全なる父の影響であった。
画像は父が若かりし頃に昆虫採集をし、そして標本にしていたものである(ほんの一部)
当然 そんな父なので、私が子どもの時は、昆虫採集に山へ連れて行ってくれたり、庭に蝶さんが来れば、父は虫取り網で捕獲していた。
虫さんを目にする機会が多かったので、今も変わらず 目で追ってしまうのだと思う(目だけではないが)
前に母が、庭によく来てくれるオレンジ色の蝶さん(ツマグロヒョウモンさん)を、ずっとアゲハ蝶さんだと思っていたと聞き、嘘でしょ⁉︎とビックリしたが、全くもって蝶さんに興味のない母にとっては、そんなものなのかもしれない。これに関しては、私は父派で良かった(笑)
私が幼稚園児くらいの頃だったろうか、虫取り網とカゴを持ち、今は亡き兄と近所へセミさんを探しに行った帰り道に、ひょっこり緑色に光る虫さんがいるのを発見。まさか、あ、あの、タマムシさんでは…と思い、ここは慎重に虫取り網で捕獲し、デッカイ声で「タマムシとったー!」と叫んでいた。
その声は、家にいた父にも届いていて、タマムシ?緑色のコガネムシと間違えといるんだろうと思っていたらしい(笑)
兄にもよくやったなと言われながら、すぐ帰って、父に自慢げに見せたら、本当にタマムシだったので驚き、私が手で捕まえず網を使ったことに、すごく褒めてくれたのを今でも鮮明に憶えている(ここで少し涙が…)
今日この投稿にUPする画像撮影の為に、しまってあった父の標本箱を取り出してみたら、私の捕まえたタマムシさんが、無造作に蝶さんたちの中に入れてくれていたのを見て、号泣した。
父は昨年9月に他界したが(その7年前から認知症)、もっと虫さんの話を聞きたかったな…
でも、今の私の気持ちはきっと父に届いていると思ってる。
幸せを置いておいてくれてありがとうね。
父の影響をもろに受けていて悔しいくらいなのに、何かいい話みたいになってしまった(笑)
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
by705 ˃̶͈̀ ꇴ ˂̶͈́