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雑談:ロンドンナイトっていつ始まったんですか?
昔から気になって調べてて、しかし一度も正答にたどり着いたことがないのがロンドンナイト(LONDON NITE)の第一回の開催日! ロンドンナイトは、大貫憲章さん主宰のクラブイベントです。
正確には、当時はクラブじゃなくてまだディスコ。ディスコDJというのは、DJブースに置いてあるレコードから場にあった曲を選んで流す役割の人のことでした。つまり現在イメージするクラブDJのような、家からレコードを持っていく人ではありませんでした。DJはディスコの社員がやるものだったのです。人気DJは曲のイントロなどでトークを挟み場を盛り上げる、喋りの上手い人が多かったようです。まだラジオDJとあんまり区別がないですね。
大貫さんが画期的だったのは、自分で選んだレコードをディスコに持っていって流したことです。社員ではなくフリーのDJでした。ディスコに置いてあるレコードを流さないというのは、ディスコの個性ではなくDJの個性で選曲するわけです。現在は当たり前に感じますよね。つまり日本におけるクラブDJの走りが大貫憲章さんなのです。そもそもはパンクバンドのクラッシュのレコードが置いてなかったから持っていった、ということのようです…。
毎週○曜日だけ「ロンドンナイト」という特別なイベントとして打ち出し、この日だけはいつものディスコの定番曲じゃないのが流れるよ、という例外扱いだったのが、徐々に曜日ごとにイベントが変わるのが当たり前になり、ディスコの個性ではなくDJの個性の集合体=クラブの時代になっていきます。ツバキハウスは火曜は大貫憲章のロンドンナイト、日曜は伊藤政則のヘビメタナイト、月末最終木曜だけ北村一郎(ビリー北村)のロカビリーナイト、でした。
1980年?
で、ですね。大貫憲章さんのインタビュー等を読んでると、1980年に始まったという扱いのが多いんです。たとえば1999年に出たロンドンナイトのCDのライナーノーツにそう書いてあります。
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