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砂原DAT再考
まだ動画配信サービスとしてUstreamが元気だった2010年5月4日(と6月5日も?)に、ある配信が行われました。「DAT / DJ Mix 1995 Experimental Non Stop Long Mix」と題されたそれは、ある種の人々にとって待望の音源だったといえます。その人々の間では、こう呼ばれていたものです。「砂原DAT」。
![](https://assets.st-note.com/img/1684571310956-wbwuPMDlMG.png)
1990年代当時はまだ電気グルーヴに在籍していた砂原良徳が、自宅で聴く用に個人的に作ったDJミックスです。DAT(デジタルオーディオテープ。CDやカセットテープより音質が良く、おおよそプロ用)に録音されたため、通称「砂原DAT」と呼ばれます。
なぜ個人用のミックスに通称がつき、一般人が知るようになったのかといえば、コーネリアスが1997年にリリースしたアルバム『Fantasma』に何らかの影響を与えた、という話が、当時流布したからです。
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