雑談:1993年頃の書店のサブカルチャー棚に並んでた本を思い出す
このタイトルはいきなり嘘で、1993年頃の書店に「サブカルチャー」という棚はありませんでした。いや、確実ではないですけど、見たことはありません。もちろんサブカルチャーという棚に並びそうな本はまとまって置かれてはいました。でも「サブカルチャー」とは言っていませんでした。じゃあ何だったかというと、自分の記憶では「タレント」とか「ヤングアダルト」という棚でした。もしかしたら隣には「雑学」があったかもしれません。そういうところに置かれていました。音楽本は「音楽」というジャンルがあるので別の場所に置かれていました。
ラップ・カルチャー・フェア
ワタシの知っている歴史では、1994年10月中旬から出版社8社合同で「ラップ・カルチャー・フェア」というのを始め、それが一群をなして棚を専有していました。そのフェアが5年間続き、終わった後もそうした本を置く棚が残り、それが「サブカルチャー」になった、という話です。
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