平均の概念。。。(統計学その2)
本日取り上げたいのは平均という言葉について。通常、平均に対応する英単語はaverageですよね。ただ、またまた統計学、確率論を扱う社内文章にやられました><
例えば、一昨日、昨日、今日と単語テストを合計7回行ったとしたとします。一昨日0点、25点、昨日25点、50点、今日75点、80点、100点だったとします。テストの平均点は?と聞かれると、(0+25+25+35+50+75+100)÷7=44.28571428...で、まあ44点くらいですね。(*きっと難しい単語テストだったんでしょう。笑)
ところが、統計学では中間を表す概念(代表値)が3つある!というのです。それが、平均値(mean)、中央値(median)、最頻値(mode)という言葉です。まず、上の例と同じようにして求める平均値mean。44点ですね。単純に全体の真ん中という意味の中央値median。言い換えると、今回取った点数を上と下から1つずつ真ん中に向かって進んで行ったときに真ん中になる値のことです。ですので、今回の中央値は35点。最頻値は一番登場した数字がどれだったかを表します。よって、25点が最頻値ということになります。
手弁当感満載な写真で失礼します><
最近の日経新聞の記事で上記のような記載がありました。中央値って出てますね!
これまで、「中央値、ふ~ん。」って感じでしたが、この概念を知った後に読むとなるほどとより深く理解できました٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
ちなみに、労働生産性って従業員1人あたりの付加価値額を示しているようですが、企業規模ごとに上と下の数字から1つずつ真ん中に向かっていって算出したのだと読めますね。(おそらく、機械が計算しているとは思いますが。)
まだまだ私も読めてないですが、使われている値に含まれる意味を考えながら資料やグラフが読めるようになると、通訳としてよりよい訳出ができそうですね。頑張っていきたいと思います ٩( 'ω' )و