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人はそれぞれ違う動物。
中学1年生の男の子が
占いになんて興味があるのか
鑑定結果をどのように聞くのか
予め、わたしに持てるイメージはなかった。
けれど、先に鑑定報告を始めていた
その子の高校生の姉と話すカフェに
母親と遅れて到着した彼を見た時
あまりに鑑定結果の通りで驚いた。
(事前にいただいた情報で鑑定し
結果をお伝えする段階でお会いしています。)
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彼を一目見た瞬間、
かわいい!!と声が出た。
その姉弟はそもそも美男美女で
顔立ちが整っているのだが
わたしが言いたいのは
そういうことではもちろんない。
会っただけで
人をファンにしてしまう人っている。
特に何も会話をしていなくても
それほど深い交流を始めていなくても
第一印象で好感を与えてしまう人。
彼はその星を持っていて
それが特徴的だなぁと
鑑定しながら思っていた。
しかも、女の人から好かれやすい。
逆玉の輿に乗る人も珍しくないような星だ。
なるほどなぁと思った。
彼は会った瞬間から終始ニコニコしていて
鑑定報告をしていても
嬉しそうにずっとニコニコしている。
笑顔というのは相手に安心感と
最大の好感を与える。
「わたしはあなたを受け入れますよ」という
最大の非言語コミュニケーションになるからだ。
ところで、わたしの占いは基本
「ある」を伝える。
ここにあなたの
魅力が「ある」
個性が「ある」
強みが「ある」
才能が「ある」
これはわたしが習いに行った
学校の在り方のおかげもあるなと
とても感謝しているが
基本的にその人の
素晴らしい部分に焦点を当てて話すので
鑑定していてこちら側も氣分が良い。
だが受け取る側は時には
こそばゆいような
照れ臭いような氣分になることもあるようだ。
しかも日本人は元々
謙遜するのが美徳という
価値観も持っていたりするし。
だけど彼はその報告をする際に
ニコニコとうなづいて
卑下もしないし
はね返しもしない。
笑顔でどんどん
嬉しそうに受け取っていく。
これ、運の良い人の必須条件だったりするの。
結局、運って、人が運んで来るものだから。
嬉しそうに受け取る人には
こちらもどんどん与えたくなるしね。
愛され上手ってこういう感じなのだなと
何だか逆に勉強になりました^^
そして今回、
姉弟を同時にみさせていただいたことで
お母さんの方も
「それぞれ全然違うんだなー」
と呟いていました。
本当にね。
全然違いますよね。
みんな人間の姿をしているから
生物としての違いが一見わかりにくいけれど
犬と猫や
うさぎと亀や
鳥と魚くらいに違う。
でもわたしたちは
犬に向かって木に登らないとか
猫に向かってお手を覚えないとか
(覚える猫もいるらしいけど)
見当違いな比較をしがちだ。
比較にならないのよ。
違う生き物なの。
ある意味ね。
自分と他人を比べるのは
犬と猫を比べるようなもの。
もし比べるとしたら
個人の円盤の中を比べるの。
自分の中の特徴と特徴を。
わたしは、
リーダーシップより奉仕が得意、とか。
お金を稼ぐより内省が上手、とか。
1対1の人間関係は得意だけど、
大勢の仲間づくりはそうでもない、とか。
その自分の中の強みと強みを組み合わせて
何ができるかを考える。
人はみんな
才能も強みも持っているのだけれど
それがうまく開花させられない原因の一つは
自分と他者を比べて
「こんな程度大したことない」とか
「もっとすごい人たくさんいるし」
とか言い出すこと。
占いで見ることができるのは
その人が持って生まれてきた
可能性の「種」の部分。
種だから、
自分で育てないと芽を出さないし
大きな花も咲かせない。
だから同じような種を持っていたとしても
人によって成長や輝きが違うのはそのため。
比べるのは
自分の中だけでいいの。
自分の特徴の中で、
もっとも輝いている部分はどこか。
もっとも喜びやしあわせを感じる分野はどこか。
そこを見つけて
そこに陽を当てて
水をやり、
養分をやり、
育てていくこと。
人と比べず
ただ自分の種を育てていたら
ふと顔を上げた時に
誰よりも大きく根を張り
綺麗な花を咲かせていることも
起こってしまうから
人生って
面白いかもね。