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12年ぶりに再会したステファニー・マクマホンの眼が冷ややかだった理由

6年前の2016年12月、WWEと12年ぶりに契約を交わした。

その年の6月に開催されたクルーザー級の大会に12年ぶりのカムバック。そのご紆余曲折を経て年末に再契約。そこへ至るまでの本当に詳しい経緯については、実はまだどこにも書いていない。簡単には書いたり語ったりもしているが、本当の詳しい経緯はまだどこにも語っていない。なのでそのうち、このnoteに記述しようと思っている。ちなみに最近、こうしてかつてのWWEのエピソードを頻繁に更新していることにもある理由があり、それもそのうち語らせていただく。

さて、12年ぶりのWWE。アメリカに渡ったのは2017年1月1日だったが、2016年12月に大阪で開催されたNXTの大会にもオレは参戦しており、実はすでにその時点で契約は完了していた。なので、大阪大会にはWWE所属選手として出場していたのだ。

そして元旦にフロリダ州オーランドへ渡り、翌日には早速タンパでのRAWに来るよう指示が出された。

「昨日着いたばかりでクタクタでしょ?ボクが運転していきますよ」

タンパまで2時間の道のりをKENTA選手が運転してくれたのだが、この日の詳細は拙著『プロレスラーは観客に何を見せているのか』(草思社刊)の第七章に詳しい。同著にも記述しているが、この日12年ぶりに再会したのは、エージェント、リングアナ、レフェリー、ドクター、ライター、カメラマン。レスラーではクリス・ジェリコ、ケイン、ビッグ・ショー、マーク・ヘンリー、ジョン・シーナ。

ランディ・オートンの名も記されているが、実際に彼と再会したのはこの翌日のSMACK DOWN! ジャクソンビル大会である。さらには総帥ビンス・マクマホン。

そして、バックステージでやはり12年ぶりに再会した大物がいた。ビンスの娘、ステファニー・マクマホンである。

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