母の不安で自分の知らない自分の経歴があった件。⑤

弁護士事務所…初めてだった。緊張した。弁護士さんに時系列に書いた表と、現在の状態を読んでもらい、私の心配や希望を話した。

・内容証明郵便で宗教団体から脱会したい。
・子供の在籍確認をしたい。
・子供が信者だった場合、同様に脱会したい。

・母へ内容証明郵便にて、今後一切の宗教にまつわる勧誘、及び、個人情報の提供をしないで欲しい事を伝えたい。

この辺の話をしたと思う。弁護士さんは、お母様へ内容証明郵便を送付した場合、親子関係が決裂する可能性があるので、それについてどう考えてますか?と聞かれた。法的に親子の縁は切れないのだ。決裂位で良いのかも知れない。

しかし、そこまでの強い警告ではなく、そこの分別を頼みますよ。と言う感じで思ってます。そんな風に答えた。

それと、自分の人生の大半に、知らない経歴が貼り付いていた得体の知れない気持ち悪さを話した。時系列のまとめを用意して、説明が簡略化できた様に思うが、宗教団体への内容証明郵便には、子の親権者たる○○(私及び夫)が入信させていないが、在籍を照会すると共に、籍があるなら脱会します。そんな内容で、間もなく回答と脱会証明書が届いた。

子は在籍しておらず、私の籍は抹消した旨証明する。

なんだ、やはりこんな事個人でやってたらいくら時間がかかったんだか。母から弁護士さんへ電話があり、私はどうしたらいいんですか?と聞かれた事を後で聞いた。

急務の事案はとりあえず終わった。

ここからの母はとにかくひどかった。母との思考の違いに翻弄され、アイデンティティが崩れ、今までの私の価値観の天地がひっくり返るのはここからなのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?