見出し画像

「小さなサービスを動かすために必要な2つのこと」を伝える教室を古民家図書館で始めました。

2021年の春から始めた古民家図書館。

「あそこに行けば何かあるかも」とやってきてくれた人たちから、色々動きが出てきた。

こちらの「壁打ちサービス(仮)」は結局表に出さなかった。
女性限定にするか、男性限定にするか、それとも性別で限定しないか色々悩んでしまった。

ただしそこから派生して、月額制の「伝え方」教室サービスを始めることにした。

壁打ちサービスを始めようとしたきっかけになったMさんは、継続したサポートが必要だったから。

彼女がしたいことを実現するために必要なフローを考えて、古民家図書館で月に数時間の個別相談プラス、古民家図書館開館時には自由に使えるように。

セミナーをした時によく感じていたことだけど、講師の話を聞いているだけでなく、受講者がひとり考える時間・作業する時間は別にほしいのではないかと思う。

話を聞いて、自分で考えて、手を動かす。
講師の話を聞いた後、調べたければ本はたくさん置いているし、すぐに聞くこともできる。

「したいことはあるけど、ふんわりしていて形にできなくてずっと困っている」というMさんのほか、古民家図書館でイベントをしてくれていた和紅茶と生産者さんの魅力を伝えて販売もする女性の「通販サイトを整備したいけど、自分だけでは分からないところがあって困っている」と言うので、教室サービスのモニターを提案してみたら、お二人とも「やります!」と言ってくれた。

小規模事業者向けの情報発信支援をもう長く行っているけど、ほとんどの悩みがつまるところ、誰にどんな価値を提供し、喜ばれているか、また、人や組織のストーリーといった「伝えるべき魅力を伝えられていない」とか「伝える仕組みができていない。どこかで途切れている」ことだったりした。

フォトライターとしての経験や、情報発信の支援をしてきた自分の経験から役立てることは、その「伝えるべきことを伝える方法」「伝える仕組みの作り方」を一緒に考えることだと思う。

そこが整えば、あとは彼女たち自身でやっていけるだろう。

まずは小さく始めてトライアンドエラーを繰り返してみたい。


いいなと思ったら応援しよう!