自分のトリセツ
こんにちは。
さっとんです。
最近よく思うのは、
「自分のことをよく知っている人が最強なんじゃないか」ということ。
「何をするのが好き」
「何をするのが嫌い」
「自分が調子いいときの傾向」
「自分が調子悪いときの傾向」
…
女性であれば、自分の身体のリズムや体質を知ることもそうです。
これらがわかっている人って、自分で自分の機嫌をとることができる。
例えば私の場合、
何をするにもやる気がある「イケイケどんどん期」と、何にもやる気が起きない「何もしない期」がある。
「イケイケどんどん期」は色々なアイデアが頭を駆けめぐり、「自分は何でも出来る!」「アレもコレも!」となって、結局空回りすることも多い。
そういう時に
「あ、今イケイケどんどんになってるかも」
と気がつけたら、触っているPCやスマホから離れてみたり、温かいお茶を飲んだり、深呼吸したり、あえてひと息入れるようにする。
また、「何もしない期」に入ったなと感じたら、まずは自分の様子を観察する。
そしてゆっくり休む、早めに寝る、お風呂に入る。
少し回復したなと思ったら、お気に入りの音楽を聞く、好きな映画を観る、美味しい物を食べる。
そして最後にモチベーションが上がるような雑誌を読む、本を読む、体を動かしてみる。
もちろん、ずーっとゴロゴロしてスマホをいじっている時もあるけど、それも
「今はそんな時なんだろう」
とやってみる。
ずーっとずーっとゴロゴロスマホをいじっていると、「さすがにヤバい」と思う時が必ずくるので、そうなったら次の手を打つ。
上手く自分をあやしながら、整えてあげるイメージ。
でもこれらって、すぐに出来ることじゃない。
若いうちはまだ「自分」がどんな風になるか定まってない気がする。だから、もがくし抗える。
だけどゴツゴツの岩が年月をかけて削られるように、少しずつ少しずつとがっていた角が丸くなって、本来の自分みたいなものが顔を出したり、認めたくないことを受け入れられたりする。
あと、どれだけ歳を重ねても、ちゃんと自分と向き合っていないと本当の自分は見えてこない。
「親の言うとおりすれば…」
「周りから変に思われないように…」
周囲の声を完全に排除するのは難しいけれど、
せめて自分は自分の声に耳を傾ける。
もしそれに応えることができなくても、
「自分はこう感じた」
「自分はこう思った」
と認めてあげるのは大事だと思う。
長くなりましたが、
夫の浮気がわかった後、
完全に私は被害者でした。
「これだけ傷つけられたんだから、そっちがどうにかして!」
「私は被害者だから、そっちが傷を癒してよ!」
もちろん、過ちを犯したならやった方はある程度償うというか、反省は必要だと思います(二人の関係を続けるためには)。
だけど最終的に、サレた側は自分で自分の機嫌をとってあげる必要がある。
辛いけれど、いつかは自分で立ち上がらなきゃならない時がくる。
その時に自分の取り扱いがわかっていると、
ずいぶんと楽になる。
仕事においても、子育てにおいてもそう。
だから「何かうまくいかないな」って時ほど、
自分について考えてみるのがいいかもしれない。