医師不足は偏在か絶対数不足か~「加重平均」の罪
東京大学の駒場キャンパスでNPO法人医療制度研究会理事長の本田宏さんの講演を聞きました。
医師不足の原因は絶対数不足である
結論から言うと、医師不足の原因は絶対数不足であると言う主張でした。その主張の根拠として、「OECD加盟国の人口1000人あたりの臨床医数(2017年のデータ)」において日本が単純平均(3.5)から遠い2.4であること。同時に、厚労省が独自の加重平均(2.9)を使用し日本の医師数不足を見えづらくしていることを指摘している。
OECD (単純)平均より