⋆⸜時事直言⸝⋆ 『もしトラ』と『もしバイ』(No.1676/2024年6月17日)
⋆⸜時事直言⸝⋆
『もしトラ』と『もしバイ』
もしトランプが返り咲いた時とバイデン続行の場合、何がどう変わるのか、世界の政治、経済の流れから客観的に観ることにした。
ウクライナ戦争もイスラエル・ハマス戦争も、資本の立場から観ればScrap(破壊) and Build(建設)の必要から起きたことである。
2021年10月米軍がアフガニスタンから撤退した為アメリカの国防予算が減り、軍事産業の兵器需要が減少した。
アメリカの目に見えない指導者(ディープステートと言う)の使命は、アメリカの基幹産業である軍事産業を常に成長させることである。
その為には常に世界を緊張下に置き、どこかで戦争が行われていなくてはならない。
「平和は戦争の準備期間である」(増田)。
戦争が終わり平和になると軍事産業は兵器の在庫を拡充し、次の戦争を待つことを繰り返してきた。
「人類の歴史は戦争の歴史である」と言われる所以である。
今日の世界はScrap(破壊)の段階である。
ウクライナやイスラエルへの経済・軍事支援はやがて数十倍の復興需要になって返って来る。
日本を含むウクライナ支援は復興需要にあずかる為の投資である。
ウクライナへのScrap投資は30兆円前後で、復興需要は100兆円を超すだろう。
欧州の右翼化、自国ファーストのナショナリズム化、アメリカ不服従など脱国際協調、孤立化が進んでいる。
政治が国際協調で、経済がグローバル化の時には戦争は起きなかったが、各国が孤立化すると利害が対立する国家間で戦争が始まる。
世界の孤立化を阻めることが出来なかったアメリカはウクライナ戦争、イスラエル・ハマスセンスを止めることが出来ず、アメリカは最早「世界の警察官」ではなくなった。
経済、金融市場においてはアメリカのドルが国際基軸通貨である恩恵でアメリカ経済はいまなお世界経済に大きな影響力を維持している。
ドルこそがアメリカの最後の砦である。
購買力平価(通貨の購買力をベースにした通貨価値)で見るとアメリカのGDPは2017年に中国に抜かれている。
ドル・円相場ではいまなお超円安であるが、購買力平価では円高である。
アメリカの軍事力、GDPが世界一と言われ、アメリカの命であるドルがすべての通貨に対して独歩高なのはすべて「名目」であって(購買力)正価ではない。
名目と言う名の「バブル」がアメリカすべての価値のベースになっている。
バブルは必ず崩壊するのが宿命。
「鬼の来る間の洗濯」に努めなくてはならない。
何はともあれ、「小冊子Vol.141」は必読書である。
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『もしトラ』と『もしバイ』
(次期米大統領、トランプとバイデンで何がどう変わるか?!)
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この記事は、増田俊男先生の時事直言の転載になります。
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