⋆⸜時事直言⸝⋆バイデン・岸田首脳会談の損得勘定(No.1661/ 2024年4月11日)
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バイデン・岸田首脳会談の損得勘定
未来のためのグローバルパートナーシップとは、今後の国際問題についての責任を日米対等にすること。
バイデン大統領の要望で岸田は三法改訂で自衛隊に敵地先制攻撃能力を持たせ、事実上自衛隊を軍隊に変えることになり、自衛隊は今までの米軍後方支援から米軍と共に前線で戦うことになりアジアでの軍事紛争に介入することになる。
自衛隊が米軍と対等に行動するため自衛隊は防衛装備品において米軍との協議機関を新設することになった。
自衛隊は憲法第9条に反し先制攻撃能力を持つことになったため攻撃用ミサイルであるトマホークの訓練を受けることになった。
日本は対中国軍事包囲網であるクアッド(日米豪印)に加えAUKUS(米豪英)とも技術提携することになり対中軍事包囲網で日本の責任は倍化することになった。
台湾海峡の安全にも日本は責任を持つことになり、日本は従来から一変してアジア安全保障の一翼を担うことになり、台湾有事には自衛隊が率先して出動する。
国賓待遇で日本をおだててアメリカがすべきことの半分を日本に押し付けるのがバイデン狙いであり、岸田は喜んでアメリカが払うべきものを払うことになる。
日本は陳腐な名誉を与えられ、計り知れない責任を負わされた。
これが今回の日米首脳会談の結論である。
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この記事は、増田俊男先生の時事直言の転載になります。
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