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異国とSNSで繋がったら楽しかった。英語力ゼロなおっさんの異文化交流。

高校時代は、英語で単位を落とす事もあった2号。今でも語学については、底辺を彷徨っています。

勿論、家庭内では、嫁や息子と比しても段違いに英語力がありません。

唯一の強みは、仕事で単独海外渡航する事も時々あり、訪問経験のある国なら、外国だからという抵抗が無い事。


それまでも、SNSで海外の人たちが発信する情報に興味があって、面白いなぁと思いながらスマホを眺めたりしていました。

そしてある時、自分もこの中に発信してみたいと思い、海外向けのアカウントを作ったのでした。

なに呟けばいいんだ?

ネタが無い時は食べ物を・・

2号が作った海外向けのアカウントは、何の変哲もないTwitter。使っていなかったアカウントの名称を変えただけ(笑)

自分のプロフィールを英文に変更し、発信する内容も英語表記にする事にしてスタート。

語学力ゼロの2号は、単純に翻訳アプリを使いながら利用して、独り言を呟いている感じです(笑)。

幸いな事に今のSNSには殆ど翻訳機能が付いているので、海外からの投稿は直ぐに翻訳できて、閲覧する分には殆どストレスもかかりません。

しかし、そもそも何を呟いたら良いのか考えていなかった2号は、note同様にノープラン。

いきなり出鼻をくじかれます。

そりゃ、日本で使っているSNSのアカウントやブログだって、然程投稿が多い訳じゃないので、発信する事が無くて当たり前だと自分で納得しちゃうくらいです。

結局、アカウント開設から1ヵ月くらいは、遠慮がちな日本人の典型のような使い方のみ。

気になったPostにイイネするくらいで、自分から絡みにいく事はしませんでした。

自然体でいこう

それから暫くして、足を骨折し、入院&手術という悲劇に見舞われた2号。

ある時、病院のベッドの上でTwitter(現X)の海外用アカウントを開くとメッセージがありました。

それは60代の女性からで、自分も骨折をしたばかりである事。そして、2号の様子を気に掛けてくれる文章が並んでいました。

日本でSNSをやていると『はじめまして』から始まるのが当たり前と思っていたので、少し戸惑いつつ返信。

ほぼ初めてのプライベート異文化交流です。

その後も時々メッセージが入り、またその方のフォロワーさんもと関わるようになり、世界が少しだけ広がりました。

知らない世界って面白い

日本と全然違う風景を見るだけでも面白い

退院後、徐々に実家に顔を出すようになって、農作業の様子や周囲の事を呟いていた2号。

相変わらずフォロワーさんは少ないままでも、気になるポストには時々コメントを付けたりする利用方法へと進化です。

ある時、相互フォローしてるアメリカ人青年が『アメリカの田舎に興味のある人は、【2号】のアカウントをフォローして、日本の田舎をみてください』とポストを引用してくれた事がありました。

それは、畑仕事をしているじーじの様子と近所の公園に咲いた蓮の花をポストしただけの内容。まさか、引用されるとは思っておらずびっくりです。

お礼のコメントを送ると『日本には行った事がないけど貴方のポストで日本の事を知れて楽しい』と返って来ました。

同じじゃん。

自分が海外の様子に興味をもったのと同じ気持ちで、このフォロワーさんも2号のポストを見てくれていたんだと嬉しくなった出来事でした。

世界は知らないことだらけ

タコ焼きを投稿したら『タコ大好き!』なフォロワーさんがw

『自宅でたこ焼き焼作ったよ!』というポストをした事があります。

大したネタの無い2号は、国内で呟く事と海外向けに呟く事に殆ど差がありません(笑)。

2号としては『日本人マジでタコ食うのかよ!!ないわー!』的な反応が返ってくると思っていたのです。

ところが否定的なコメントはゼロ。

『美味しそう!』というコメントや『タコ大好きです!海まで10時間の所に住んでいるのでうらやましい』なんてコメントを貰い、自分がステレオタイプな思い込みをしていたのかも・・・と気づかされたりもしました。

少しだけ気を付けている事

相互フォロワーさんの殆どはアメリカの人たち。

2号の知らない文化や常識が溢れていると思うので、少しだけ気を付けている事があります。

  • DMはしない

  • 政治関係のポストはスルー

  • 主旨の分からないポストもスルー

  • 宗教も肯定的な内容のもの以外スルー

  • 面倒臭そうな方からのコメントはスルー

今のところ、これだけで何とか楽しく利用出来ています。

いまだにフォロワーさんは少ないですし、自分から絡みに行く事も少ないですが、もう少しの間はいまのままスマホの中での異文化交流を続けて行こうと思っています。

しかし、進歩する技術のおかげで、より一層語学の勉強からは遠ざかっているのは否めません。

おしまい。

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