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満開のマリーゴールドが咲く丘と週末田暮らしでネギとばあばと里芋掘り。

週末田舎暮らしという言葉は、別のブログでタイトルによく使う2号。

でも、時々思うのは、『田舎暮らしをアピールできるほどの特徴はないな』という事。

当然、都会には程遠いのですが、田舎と聞いた時にイメージするような『雄大な風景』や『文化的な建造物』なんてほぼありません。

そんな2号の実家周辺。そして、じーじとばあばの野良仕事の様子です。

マリーゴールドの花が満開だった

昔はただの草原のような丘だった場所に、いつの間にかたくさんのマリーゴールドが植えられていました。

独立してから結婚前は、年数回しか実家に顔を出さなかった2号の知らぬ間に、『マリーゴールドの丘』として地元でプッシュされる場所になったのです。

前週に買い物途中に通りかかった時の印象から、そろそろ満開になっているハズ。

そして、休日とはいえ、朝7時前なら人も少なかろうと訪問決定。

ピークは11月上旬くらいまで?


近所なので、マリーゴールドの咲いている期間に、何度か訪問の経験はありましたが、満開のタイミングで足を踏み入れたのは初めて。

『昔はただの草原だったなぁ』などと思いながら眺めて歩く2号でした。

ネギの土寄せをするぞ!?

実家に戻れば、ちょうどじーじとばあばが支度を整えているタイミング。

用意をしたら畑に向かうと伝え、先に行ってもらい後から合流する2号。


冬場の出荷野菜として長ネギを生産するじーじとばあば。
出荷までの間、何度も土寄せをおこないながら育てます。


一輪の耕運機でネギに土寄せをするじーじ。

そして、少しでも自分に出来る事がないかとウロウロするばあば。

去年までの光景とは、大きく異なる実家の様子にも慣れて来た2号は、じーじに言われ、土寄せ作業のサポートから合流です。

その後、ばあばはじーじに頼まれた簡単な作業を終えると、隣の里芋畑で小休止。

里芋も掘るんかい

『持ってくなら里芋掘っておけ』

じーじからそう聞かれた2号ですが、先週貰っていった里芋が自宅にまだ残っているので、お礼だけ言ってお断り。

持って帰る為だけに里芋掘るのも手間だしね。。。

里芋の茎は太くても柔らかいんです


ところがです。
数分後にばあばを見ると鎌で里芋の茎を切っている(笑)。

しかも、刃の欠けた小さな鎌で、この上なく危なっかしい。

『何?里芋掘るの?』と聞けば、『じいさんが掘るっていうから』と思いもよらない返答です。


うん。
2号に持っていくかと聞いてたね。持っていくなら掘れと。

でも、僕。
要らないって答えましたけど?

そんな話をばあばとしている間にも鎌で茎を切り進めるばあば。
『あー・・・掘るなら俺切るから、そっちにいて』

とばあばを畦(あぜ)に座らせ、その指示のもと里芋の茎を切る2号。

掘り起こすのが面倒な里芋さん


葉物野菜と違って、収穫して即日出荷する訳でなく、痛むわけでもないので、掘っておけば多少は出荷できるかもね、と考えを切り替えます。

その後、ばあば指示に従い、里芋を掘り起こし、『どのくらい持って帰る?』と聞くばあばに『今週はいらないな』と答える事数回。

のんびり作業を進めて、終わる頃には昼食間近の時間となったのでした。

里芋の収穫

土を落とすとこんな感じ

里芋は、ジャガイモやサツマイモより掘って出荷可能な状態にするのに手間がかかります。

畑に親芋を植えるのは一緒ですが、収穫作業は全然違うんです。
大きく成長した茎と葉の下に、親芋に密着する形で子芋が増殖するタイプ。

収穫は、その密集した里芋の塊をスコップで掘り起こし、土を払い子芋を分割する作業になる訳です。

出荷は、子芋から生える根を取り除き、水洗いで土を落とし、乾かしてから袋詰めする形。

週末田舎暮らしと料理当番

この日は麻婆豆腐と肉詰め

毎週のように息子と実家に宿泊している2号です(この日は単独)。

最近では、ばあばが食事を作るのが困難な事も多く、『週末料理当番』も兼ねるようになりました(笑)。


当初、実家に宿泊するようになった理由は、自分の遊びだったり、子供の要望だったり、完全にレジャー目的。

今でも遊びがメインであることは変わりませんが、その様子をネタにして投稿する際は『週末田舎暮らし』とタイトルをつけるようになりました。


じーじとばあばが住んでいる地域には、特に目立ったものは何もありません。

珍しい野菜も作っていませんし、特別な農法を取り入れているわけでもありません。

むしろ、近代化が進む日本の農業からは取り残されているようにも感じます。


よく見る 『週末田舎暮らし』とは違い、特別感のある生活とは程遠いものです(笑)。

憧れの田舎暮らしや現代の田舎暮らしとは、異なるものだと思います。

じーじとばあばの生活は昔のまんま。
あまり機械化の進んでいない二人の農業は、何十年も前に関東の田舎にあった生活がそのまま続いているように感じます。

おしまい


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