「物流新時代」公式アカウント

トラック運送業界の専門紙「物流新時代」を運営している、トラック情報社の公式noteです。物流業界・ドライバー事業者目線に立ったタイムリーな情報、業界の発展につながる情報を発信していきます。 ◆ホームページ:http://www.shinjidai.jp/

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最近の記事

太陽光発電搭載のトレーラーハウス

ASOBOX 市街化調整区域にも設置可能  ㈱グリーンエナジー&カンパニー(東京都)は、トレーラーハウスASOBOX(アソボックス)を開発し、販売を開始した。 ASOBOXは奥行き3・4m×長さ11m×高さが4・3m。ロフト付きの吹き抜けタイプの場合、天井高は3mというかなりの大空間を確保できる。広さとしては1LDKくらいのイメージだ。  太陽光発電システムを標準搭載し、ロケーションの良い場所で光熱費を削減しながら、売電収入を得ることができる。搭載する太陽光パネルは、グルー

    • 広がるスキマバイトで人材確保

      44%を物流が占める 荷役分離や引越業での活用多く  空き時間を使って短時間働く「スキマバイト」が広まっている。スキマバイトを活用しようという動きは、人材不足の運送業界内でも見られ、大手運送会社や引越会社を中心に広がりつつある。  スキマバイトはスポットワークとも呼ばれ、「働きたい時間」と、事業者側の「働いて欲しい時間」とをマッチングするサービス。ユーザーがアプリに登録し、そこから自分の条件に合った仕事を探し、応募する。履歴書や面接は不要で、1日数時間だけといった短時間

      • トラックGメンに荷主を告発 トキハマエキスプレス

        「情報提供しないと業界が良くならない」  国土交通省は、適正な取引を阻害する疑いのある荷主企業・元請事業者の監視を強化するため、「トラックGメン」を昨年7月に創設したが、トキハマエキスプレス㈱(原田幸之助社長、大阪府岸和田市)はこのトラックGメンの通報窓口へ自社の荷主を告発した。  告発した案件は今年9月に運送したもの。茨城県ひたちなか市から兵庫県稲美町までの運送で荷物は機械。14時18分に積み込みが完了し、荷主からは翌朝6時に到着させろとの指示だった。距離は760キロ。

        • 第3回トラックと風景 フォトコンテストのお知らせ

           トラック情報社では、今年も「トラックと風景 フォトコンテスト」を開催します。 「あの時の風景、あの時の感動を伝えたい」ーー。日々、トラックを走らせていると思わぬ感動の風景に遭遇するものです。御社の自慢のトラックと素晴らしい風景をスマホで撮影し、弊社までお送り下さい。 応募資格 運送会社ドライバー・経営者・役員  応募期間 11月4(月)日~12月3日(火) 応募方法 写真をinfo @shinjidai.jp まで、会社名、 氏名、年齢、連絡先、作品名をお書きの上、お

          MRI搭載車で仕事の空き時間に受診

          フリール 全国にレンタルサービス  ㈱フリール(群馬県高崎市)は高度画像診断装置を搭載した車両(MRI搭載車が7台、CT搭載車が10台)を保有し、全国にレンタルするサービスを提供している。  病院で使用するMRI装置、CT装置を車両に搭載し、必要な場所・時間・期間に応じて、必要な技術支援(技師・放射線専門医による撮影・読影)と共にレンタルする。 同社では、日本の道路事情に合った世界最小のMRI搭載車も開発し、CT検査では実現できなかった高度な検査をより身近に提供する。  用

          MRI搭載車で仕事の空き時間に受診

          池田運送  2025年度卒大学生の内定式実施

          男性6人女性1人の7人の学生が出席  ㈱池田運送(池⽥⼀也社長、大阪府八尾市)は10月5日、大阪市のインターコンチネンタルホテル大阪で2025年度卒業予定大学生の内定式を行った。新卒採用は4年目となる。内定式には男性6人女性1人の計7人の学生が出席した。 式では、内定者に内定証書の授与が行われ、幹部社員のあいさつの後に池田社長が祝辞を述べた。  池田社長は、「失敗は成長への糧(かて)であり、 新しい可能性を切り開くための第一歩。私たちは皆さんが挑戦し続けられるように全力でサ

          池田運送  2025年度卒大学生の内定式実施

          トラックの飲酒事故急増 R5年の件数、前年の4倍に

          人手不足でドライバーの質が低下?  トラックの 飲酒運転による交通事故が増加している。警察庁の交通統計によると、令和5年に発生した事業用トラック(軽貨物を除く)の事故発生件数は23件と、減少傾向だった令和4年の6件から一転して4倍に急増した結果となった。  10月1日、行政処分基準が改定された。当初は来年1月の実施を予定していたが、飲酒運転事故の増加から3か月前倒しとなった。改定内容には、新たに飲酒運転に対する「指導監督義務違反」が設けられ、飲酒運転に対する指導が未実施の

          トラックの飲酒事故急増 R5年の件数、前年の4倍に

          身だしなみ、あいさつ、電話応対学ぶ  ビジネスマナー研修実施

          平田総合社労士事務所  平田総合社労士事務所(平田多宏代表、大阪市)では運送会社を対象にビジネスマナー研修を行っている。  以前、お客さんから、「二流から一流へステップアップしたいが、社員が敬語、あいさつができない。そういうのをコンサルできる人いないか?」と尋ねられ、たまたま、平田代表がビジネスマナーカードの研修を受けていたことから自らやってみようと始めた。 ビジネスマナーカードは、社会人であれば、これだけは身につけておきたいというビジネスマナーを、全55枚のカードにしたも

          身だしなみ、あいさつ、電話応対学ぶ  ビジネスマナー研修実施

          夢はホノルルマラソン優勝  丸鉄運送・鉄本社長

          ダイエット目的で始めたマラソン  丸鉄運送㈱(大阪府富田林市)の鉄本善久社長のライフワークはマラソンだ。 鉄本社長は高校を卒業してすぐ渡米。 アメリカ・カリフォルニア州で映画のCMプロデューサーとして働いていた。その頃の体重は86㎏。ダイエットと健康を目的にジョギングを始めようと一念発起した。  今から15年前の2009年、鉄本社長40歳の春に、近所のサンタアニタパーク競馬場で5㎞マラソンがあると聞き、参加してみたが結果はさんざん。5㎞マラソンの平均タイムは、ランナーのレベ

          夢はホノルルマラソン優勝  丸鉄運送・鉄本社長

          ドラコン次回優勝目指す! 田島運輸

          ドライバーコンテスト初出場  第56回全国ドライバー・コンテスト大阪府大会が7月6日に開催されたが、同大会の女性部門で㈱田島運輸(三佐川恵美子社長、大阪府羽曳野市)の三和田恵美さん(33)が出場した。惜しくも2位だったが、「来年も出て、次こそは優勝して全国大会に行く」と来年の大会に意欲を燃やしている。  ドラコン出場は田島運輸として初めて。今年4月に三佐川社長が女性の運送会社社長と会った時に、ドラコンで優勝したことがあるという話を聞き、触発され、出場を決意。トラック協会に参

          ドラコン次回優勝目指す! 田島運輸

          行政処分 前年比15%増  コロナ収束が影響

          専門家「処分の基準改正でもっと厳しくなる」  行政処分を受ける運送事業者が増加している。令和5年度の行政処分は全国で820件と、令和4年度に比べ約15%増加した。10月から処分の基準が改正され、飲酒運転や過労防止、点呼の違反について規制が強化され、行政処分の数は今後さらに増加していくという声もある。  国土交通省の自動車総合安全情報によると、令和5年度に行われた貨物運送事業への監査数は、令和4年度の3870件から4736件と約22%増加し、行政処分は713件から820件と

          行政処分 前年比15%増  コロナ収束が影響

          多額の負債抱え、「負けたらあかん」の精神で30年

          三栄運輸・山本会長 息子に事業承継  三栄運輸㈱(三重県伊賀市)のの山本貞夫社長(77歳)は、7月1日付で息子の山本幹起(もとき)常務に代表権を譲り、取締役会長に退いた。  山本会長は1994年6月に三栄運輸を設立し、30年代表をやってきた。 会社はトラック5台でスタートしたが、現在、大型トラック中心に42台保有。倉庫9棟(総坪数は6114坪)を持ち、年商10億円の会社に育て上げた。  和歌山県田辺市出身の山本会長は、もともと地元で材木商を営んでいたが、31歳のときに取引先

          多額の負債抱え、「負けたらあかん」の精神で30年

          アシストラインで「二宮金次郎」上映会

          復興に賭ける金次郎の生涯を鑑賞  アシストライン㈱(矢野善一社長、大阪府東大阪市)は、9月8日、本社において映画「二宮金次郎」上映会を開催した。上映会は、映画「二宮金次郎」普及会代表の丸山孝明氏(㈱ユーマスブレーン代表)の協力の下で行われた。  江戸末期の農民二宮金次郎は、封建社会の枠組みを覆す独特のやり方で荒廃した村々を復興させた。映画「二宮金次郎」は、貧しさと必死に戦う少年金次郎の姿を交えながら、復興に賭ける激動の生涯を映画化した作品。  金次郎の江戸末期は自然災害が相

          アシストラインで「二宮金次郎」上映会

          365日24時間配送をスタート  関西カーゴトランス

          コンピューター部品の運送 女性事務員も出動  関西カーゴトランス㈱(松本秀宣社長、大阪市)は新規事業として365日24時間体制でコンピューターの保守部品を運ぶ仕事を8月から開始した。  コンピュータ―会社のお客さんのサーバーで不具合が生じた場合に、いつでも部品交換に対応できるように出動する。運搬にはハイエース2台が使われている。  緊急を要する場合は、保守部品を50坪の倉庫からピックアップし、専用のケースに入れて現地へ出動するが、4時間以内の到着が条件だ。緊急を要しない場合

          365日24時間配送をスタート  関西カーゴトランス

          「輸送力不足14・2%」は本当か  2024年問題の根拠

          NX総合研究所発表データ 実態は1・2~2%の不足? 「2024年問題により輸送力が14・2%不足する」ーーNX総合研究所が2022年11月に発表したこの試算データは、2024年問題の周知や物流の改革を行う上での根拠として活用されている。しかし、この試算に対し、疑問を持つ声が挙がっている。 この試算はNX総研が、「第3回持続可能な物流の実現に向けた検討会」で配付した資料に記載されたもの。今年4月から改善基準告示の改正でドライバーの拘束時間の上限が原則3300時間となった

          「輸送力不足14・2%」は本当か  2024年問題の根拠

          茶道通し「おもてなしの心」学ぶ ハンナ

          月一回茶道教室開催  運送会社・㈱ハンナ(奈良市)では、一昨年12月から茶道の表千家の先生を会社に招き、月1回茶道教室を開いている。社員に日本の伝統と所作を学んでもらいたい、との下村由加里社長の希望から茶道教室がスタートした。  ハンナとグループ会社GLOW㈱の希望者が参加しているが、毎月5~6人が集まる。男性社員からも人気があり、取材時は3人の男性社員が参加した。  本社の一室に茶釜などお茶の道具一式が用意され、先生の指導の下、社員がお茶をたててお茶をふるまっていた。  

          茶道通し「おもてなしの心」学ぶ ハンナ