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PLAYFUL曲感想

 堂本光一ソロの場合、大概ライブを見ると曲の印象が大きく変わるので、6/20のライブ前に曲の印象などをメモしました。作詞作曲陣を確認し、KinKi及び堂本光一ソロの曲との共通や比較など。全般的に作曲は海外作家が多く、既往曲をほぼ探せなかったので過去作への言及は作詞が多いです。個人的メモなので全体的に敬称略。悪しからず。

1.  Tik Tik Tik

(作詞:小林光明 作曲:Sean Michael Alexander、Drew Ryan Scott、Woo seok Yoon、Ki wook Kim 編曲:Woo seok Yoon、竹内浩明)

 作詞の小林さんは今回のアルバムでは6曲目Melodyと11曲目Back to youも作詞。これまで光一ソロにI just want you, over you, SHOCK!, Dead or Aliveを提供。作曲の方は上手く情報拾えなかった。
 INTERACTIONAL系統の曲ですね。そりゃYOSHIEさんに振り付けてもらうよね。女性ダンサーとの絡みがあって然るべき。MV見てしまってるから印象がMVに引っ張られている。コーラスが美しいけどライブはどこ歌うんだろ? 同じ英語のフレーズを繰り返す感じは洋楽に多いサウンドだけどコーラスがあまりにも凝ってて全く洋楽風じゃないのが不思議。これ会場で音声に包まれたらかなりトランス状態になる曲な気がする。お歌で酩酊するのがとても楽しみです。

2.  I Want Your Love

(作詞:EMI K.Lynn 作曲:Scott Russell Stoddart、Mark Angelico Thomson、MiNE 編曲:Scott Russell Stoddart、Ko-saku)

 作詞はこれまでDEAD END, Bad desire, Bongo Drum など多数。今回10曲目foxy Dominator も書いてますね。作曲の方は安室ちゃんとかに曲出してるようだな。

 ファルセットが美しい切な目の艶やかな曲、光一さんの声に合ってて得意ですよね。絶対言わないセリフが入ってて、光一さんの声が好きな身としては嬉しいやら聞いてて小っ恥ずかしいやら。声優さんのボイス集的なやつも苦手な人間としては逃げ出したくなる。曲は好きですし声も好きですし、なんて言えばこの感じが伝わるの、ええと、1人で聴く分には好きだが家族が乗ってる車で聞きにくい(これに尽きる)。ちなみに声としては低め有声音の「愛してるよ」が一番好みの声です。これ詞が先行で曲後付けだったのかなぁ。台詞にした経緯が気になる。どっかの雑誌のインタビューで出て来てたら教えてください。ちなみにすごく美しく歌ってるけど歌詞としては略奪愛ですよね。こわ。DEAD ENDのことを考えるとまだ死がないから明るいかもしれない…?

3.  Time to go

(作詞:白井裕紀、新美香 作曲:Andreas Stone Johansson、 Steven Lee、Andreas Oberg 編曲:Andreas Stone Johansson、竹内浩明)

過去の作詞は「夜の海」「Love Me More」「Love and Loneliness」「Why don't you dance with me ?」「Deep in your heart」「+MILLION but-LOVE」「One more XXX...」「下弦の月」「Take me to...」「Addicted」「Get it on」「妖 ~あやかし~」「Awaken Yourself」と、いつもお世話になっております。今回は7曲目mutualでもそうですね。

 サビの入りがFAMEみたいだなと思う、サビに向けて高まっていって爆発するように勢いよく入るサビめちゃくちゃかっこよくない?踊るんだろうな…楽しみだな… Don’t you know that It’s timeてめちゃかっこよくない?たのしみ…

4.  Rewind

(作詞:HIKARI 作曲:Kevin Charge、HIKARI 編曲:Kevin Charge、竹内浩明、亜美)

 作詞はV6とTOKIOに多く、KinKi関連は初。作曲の方はアジア市場多めで曲提供しててジャニーズだと嵐、かつん、じゃんぷ、きすまい、えびじにも書いているようだけどKinKiに関わるのは初かな?

 ハットとかフォーマルめなお洋服も似合いそうな印象を受けました。ちなみにRewindは巻き戻しの意、過去に愛し合っていた恋人が冷めてますねこれ。過去を求める失恋ソングになりがちなのはなぜ。KinKiといい、声のマイナー力が強すぎるんか。まぁそれは置いておいて亜美さんのコーラスも素敵♡女性声入ると曲が色恋ぽい感じ強くなるよね。コーラス、オクターブ違いでるからどこ主線にすればいいのかわかんなくなってくる。ちなみにCメロの迷宮がmake  youに読めたりしないか無駄に深読みしたりして歌詞カード読むのが楽しいです。

5.  V

(作曲・編曲:水田直志)
 言わずと知れたFFの作曲されている水田さんの曲。光一さんご指名だったみたいで、作ってもらえて良かったね…というのがまず思うことなんだけど、曲の印象としては貧しい語彙で恐縮この上ないですが、ストーリー性があってめちゃめちゃいいですね。序章的なイントロ、軽めのビートが早まって物語へ導入していく感じ、音の種類が少しずつ増えて重めのビートが入ってメイン部分、リズムの刻み方が曲中で結構変わってて、え!?この曲3分ないの!?て驚く情報量。和風サウンドを上手に織り交ぜつつ、シンセの鋭い感じが剣捌きにとても合うなぁと感じます。終わり方の余韻も「続く…」て感じでストーリー的よね。FFは自分で操作すると酔うので見る専なんですけど、この和風ファンタジー風RPGすごくやりたい。堂本光一、ビジュアルがファンタジー寄りだからファンタジックな曲が似合うし重めのリズムの臨場感とシンセかな?鋭い感じが殺陣やって欲し〜〜〜!もうMVでやってくれてたありがとう大感謝〜〜〜〜〜!!!(自己完結大得意人間)

6.  Melody

(作詞:小林光明 作曲:Andreas Stone Johansson、Ryo Saito 編曲:Ryo Saito、竹内浩明)
 小林さんの話は1曲目の時にしたから省略。作曲の方、やっぱアジア市場で曲書いてる人ですね。じゃにだとじゃんぷに書いてるみたい。

 曲としては、なんかわかんないけどイントロ〜Aメロで私はランドの夏ショーを思い出してしまう。爽涼鼓舞雅涼群舞的な。笛の音がなるからかな。Bメロ以降は全然そうは思わないのだけど。歌詞としては「歌い続けよう」というのがどうにもめちゃくちゃ個人的に刺さった。音の話をすると、光一さんは子音が強めな発声だと前に分析されていたけれど、この曲は全体通して本当に子音が強いなと実感できる気がする。日本語詞のK、S、Tの音が目立つからかな…?スピード感があってとてもいいです。

7.  Mutual

(作詞:白井裕紀、新美香 作曲:Albin Nordqvist、Marcus Lindberg 編曲:Albin Nordqvist、竹内浩明)

 mutualは相互とか互いにという意味。ミッドテンポの甘めの曲ですね。踊る…踊らない…踊らなくないかこれ…強いて言うならspiralのI just want youに近い印象。もっと爽やかになってるけど。おしゃれサウンドなんだけど曲の内容がひたすらラブストーリーで甘く、バラード曲ぽい内容。13曲目があるからここまで甘い曲がアルバムに2曲も入ってるの珍しい気がする。気のせいかな。

8.  Day By Day

(作詞:MiNE 作曲:Fredrik "Figge" Bostrom、Pontus Soderqvist、川口進、 Lars Safsund 編曲:Pontus Soderqvist、Ko-saku)

  KinKi Kidsにはあっても堂本光一にはなかったタイプの曲。KinKiでいうとSweet Days(ね、がんばるよc/w)とか、Morning glory(Lアル)、EXIT(Mアル)あたりの系統。なんならSHOCKならありそう。サビからのリズム打ちが強めだからこんなに明るさ強めなのかな…?個人的にダンサーさんが踊る図があんまり想定できなくてライブでどうなるかさっぱりわからない曲。デモではダンディでかっこよかったんだけど歌ったらパーティソングになっちゃったって言ってたから本人としても予想外の着地点だったんだろうなこれ。

9.  Animal

(作詞:MiNE 作曲:Didrik Thott、Sebastian Thott、Julimar J-Son Santos 編曲:Sebastian Thott、竹内浩明)
 これは堂本光一にありそう。とてもありそうな曲。そして好きそうな曲。あんなに明るかった一つ前の曲と作詞が同じ方なんですよね。作詞の方調べたけど最近ちょこちょこジャニーズに曲提供してる方なのね。あまり情報は拾えなかった。サビの多重コーラスが非常に美しいけれどライブでどのライン歌うんでしょうね?淡々とした色っぽさがあるので婀娜っぽいパフォーマンスされたら印象変わるかもしれない。

10.  Foxy Dominator

(作詞:EMI K.Lynn 作曲:Benny Jansson、Kevin Borg、Thomas G:son 編曲:Benny Jansson、竹内浩明、亜美)

 
 個人的にすごく好きな曲。合間の女性コーラスもめちゃくちゃ光一ソロらしさがある。ご本人にはフェティシズムで心に致命傷を与える衣装で出てきて欲しい。Cメロで照明をスポットに変えてくれ!!!foxy dominator 、意味がずるいとかセクシーな支配者なのでslave  maker的なやつかしらと思ったら立場が逆ですね今回。so fineて出てくるからどうしてもあの娘はso fine連想してしまったんだけど歌詞見たらどんなファムファタルだこれすごいな。歌詞的に狂わされてる側だからどんなステージになりましょうかね。

11.  Back to you

(作詞:小林光明 作曲:Christofer Erixon、Josef Melin 編曲:Josef Melin、Ko-saku)

 身勝手な口実もAll for youてなんとなく不器用な男でごめんねに近い印象がある文言だとおもいません? 自分に厳しい男が歌う、我が非を認めた甘えの表現てきゅんとしますね。ちょっと後でよく歌詞見てもう少し考えたい。

12.  Way To Dark

(作詞・作曲:堂島孝平 編曲:堂島孝平、Shinya Saito)

 きんきオタク内に君臨する堂島孝平くんが考えるさいきょうのどうもとこういち て感じで好き。サビで強めにがなりそうな箇所も色っぽいファルセットが混ざるところも大好き。かっこよさと色っぽさのバランスが最高。踊るし光るだろうなぁって思うのでライブ見るのがめちゃくちゃ楽しみ。切りつける刃のようなSadnessとか、単語を繰り返す歌詞とか、全方位全方角とかめちゃくちゃ堂島くんだなと感じて好きです(伝われ)。

13.  Loving You Slowly

(作詞:久保田洋司 作曲:Christoffer Semelius、Tony Ferrari、川口進 編曲:Christoffer Semelius、川口進、Ko-saku)
 久保田さんはキンキと光一さんに提供多数。ふたつの引力やto heart, 駅までは同じ帰り道、SpicaやShadows on the floor など。
 作詞家さんのこれまでの曲がことごとく好きな作詞なのでまじで期待して聞いて、甘くて打ちのめされた(褒めている)。堂本光一が、「みなさん好きでしょこういうの、僕は好きじゃないですけど」「もちろん歌うからには心を込めて歌います」とか言いそうな曲。俺は詳しいんだ。なんなら吉田健さんは光一さんにこういうの歌わせるの好きそう(参考:星のバルコニー) コロナじゃなければ上から歩けるステージ降りてきて歩きながら色んなとこで歌ってくれる曲だったでしょう。声の伸びが素敵な曲だから喉があたたまったライブ後半に歌ってくれると期待している。踊る曲の後だと大変かも。アンコール1曲目とかどう?私たちの予想を裏切る方針ならライブ1曲目に設定されるタイプの曲。それにしても真剣に聴くとサビとラストの歌詞の多幸感がすごい。


●総論

 これまでのアルバムではテンポ早めのジャジーな曲やラテン、場合にってはビッグバンド的な曲が数曲入るイメージを持っていましたが、今回ダンスナンバーは引き継いでいるもののメロディ重視?ポップス感が強い?これまでと若干方向性が異なる印象を受けました。曲単品で言うとこれまでのアルバムの方が自分に刺さる曲が多いのですが、最初に書いたとおり見ると印象が変わるのでライブが楽しみです。まだメモ途中で推敲前の文章ですが面倒で途中でupしちゃうことにするので日曜初日までに随時追記します。

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