ゲーム音楽のたしなみ_初級

第1回「CHRONO CROSS ~時の傷痕~」

みなさんこんにちは!ゲーム音楽大好き!ぶっとびです。

ようやく始まりました「ゲーム音楽のたしなみ」企画!

この企画は、ゲーム音楽大好きなぶっとびが、「ここ最高だよね!」というところを挙げながらオススメの楽曲を紹介する企画でございます。

「全くの初心者です」という方から「ゲーム音楽に慣れ親しんだ方」まで楽しめると思いますので、どうぞ最後までお付き合い下さいませ!


記念すべき第1回には、こちらの楽曲を選んでみました。


「CHRONO CROSS ~時の傷痕~」(by CHRONO CROSS/光田康典)


【基本情報】

ゲーム名:CHRONO CROSS (クロノクロス)
ハード:PS
ジャンル:RPG
発売年:1999年
作曲家:光田康典
CD情報:Amazonの詳細ページへ


【楽曲について】


この曲はゲームのオープニングの曲で、民族音楽のテイストが強い一曲となっております。

いやー何度聴いてもかっこいいですね!

「曲の掴み」とも言える大事なイントロでは、和音がふわーっと入ってきて「何だろう?」と思わせてくれます。
それから高い「カーン」という音や「チャラララ」というチャイムなどの打楽器たちで、なんとも神秘的な雰囲気を作り出しています。

静かに語りかけるような前半と、駆け抜けるような疾走感がドラマチックの後半
シンプルに3つの楽器で展開されていく前半に対して、後半はガラリと雰囲気が変わります。
イントロで楽器の数がガッと増え、全体的に刻みの多い伴奏に。

これが今後の展開を期待させますね!そしてドラマチックさを演出しています。
このお互いのギャップが双方の良さを引き立て合ってるんですね。

全体的にメロディが活き活きとしていて心を掴みます。
メロディが際立つような伴奏構成だからでしょう。

後半は、イントロの後ちょっと違うフレーズのメロディが出てから、あるメロディが3度繰り返されます。
このメロディは、『クロノクロス』の前作にあたる『クロノトリガー』というゲームのテーマ曲「クロノ・トリガー」のメロディです。
この「クロノ・トリガー」のメロディのもつパワーはすごいですよね。当時23歳の光田さんの「作曲したかったんだ…!」っていう情熱が爆発しているのを感じます。

そしてラスト、意外にあっさりと終わります。このしつこくないあっさりとした終わり方によって、もう一度聞きたくなるんですよね。
コアなこと言うとここの残響がまた絶妙に気持ちがいいのです…笑

演奏も素晴らしいですよね。
演奏者さんがとても丁寧に演奏してくれてます。細かいところにまで神経が通っていて、音の表情がとても豊かです。


全体を通して無駄が無く、音一つ一つに意味がある。
光田さんの楽曲の魅力である「緻密さ」がよくわかる一曲なのではないかと思います。


オリジナルサウンドトラック「CHRONO CROSS」は名盤です。
今回紹介した「CHRONO CROSS ~時の傷痕~」を筆頭に、たくさんの名曲に溢れています。
全体を通して地中海サウンドとしてまとまっていて、聞いてて心地の良い癒し系の曲も多数。
今後「ゲーム音楽のたしなみ」でも扱っていくと思いますが、気になる方は是非他の曲もどうぞ。


今回取り扱った「時の傷痕」はもっと語りたいことがあったので、記事を二つに分けました。
”ゲーム音楽のたしなみ 第2回”
として公開しておりますので、気になる方は是非こちらもご覧下さい。
前半と後半のギャップ、3回繰り返されるクロノトリガーのメロディについてなど、もっとつっこんだことを書いております。


いかがでしたでしょうか?
第1回目ということでまだまだ改良の余地有り!という感じがしています。

どんなご意見・ご感想でも構いませんので、お言葉を聞かせていただけると大変嬉しいです(*´∀`*)

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
あなたのお気に入りの一曲になりましたら幸いです。


ぶっとび


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