ゲーム音楽のたしなみ_初級

第4回「バトル1」


みなさんこんにちは!ゲーム音楽大好き!ぶっとびです。

この企画は、ゲーム音楽大好きなぶっとびが「ここ最高だよね!」というところを挙げながらオススメの楽曲を紹介する企画でございます。

「全くの初心者です」という方から「ゲーム音楽に慣れ親しんだ方」まで楽しめると思いますので、どうぞ最後までお付き合い下さいませ!


第4回となる今回は、ゲーム音楽の中でも特に人気の高い「戦闘曲」のジャンルから、マイナーどころなこの曲です。



「バトル1」(by ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエスト)


【基本情報】

ゲーム名:ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエスト(通称:ミスティッククエスト)
ハード:SFC(スーパーファミコン)
ジャンル:RPG
発売年:1993年
作曲家:笹井隆司、川上泰広
CD情報:Amazonの詳細ページへ




いやーかっこいい!
典型的なバンドサウンド!といった感じの曲ですね。

ミスティッククエストはそこまでメジャーなゲームではないのですが、どの曲もとても良いんですよ。
作曲されてるのは笹井隆司さんと川上泰広さんお二人。
この「バトル1」は笹井さん作曲です。


この出だしのギター+ドラムの1秒のかっこよさ…!!しびれます!!
グッと惹きつけられますよね。

このイントロの時から聞こえている高音がとても良いですよね…。
上で金属的に鳴ってる、あの音です。
右からセンターに動いていくのも聞いててとても楽しい。
それが基本的に独立して動いてるのに、Aメロに入るとき[0:15]には一瞬ギターとユニゾンになるんですよ…!
うひょーかっこいい!!たまらん!!!


Bメロでは一度ギターを休ませてちょっと落ち着かせてます。
今まで影で楽曲を支えていたベースが、Bメロではメインメロディと絡み合ってますね。
ここ、静かに盛り上がるパターンです(笑)
Bメロの最後[0:37]のギターの引っ掛けてるフレーズ(と同じタイミングで打たれるバスドラム)がまた燃えます…!


そしてこの一番盛り上がるCメロ、伴奏のギターとベース、ドラムのパターンがイントロと同じなんですよ!!!
そこがもうほんっっっと最高ですよね!!!!
そしてこれまで出てきていない三連符のアドリブっぽいメロディ
からの[0:51]のハモり!!
[0:44]でも登場しますが[0:56]のシンセの音のグリッサンド(音の語尾が下がるやつ)がまた鬼熱い…!!!

しかもこのCメロでは、あのずっと特徴的に鳴ってた高音が鳴らないんですよ…!!
なんという引き算…!!引き算なのに盛り上がるというこの巧妙な仕掛け…!!!
ここで高音が休んでることによって、ループでイントロに戻ってきても飽きないんです。
どのセクションもそれぞれのセクションを活かすような造りになっているんですね。



少し落ち着くところはあれど、全体的に音量の差はあまり無いように感じます。
それでも盛り上がるところは盛り上がる。
これは、先ほどの巧妙な仕掛けからも分かる通り、楽曲の構成がしっかりしてるからだと思うんですよね。
だから戦闘曲としてのテンションは保ちつつ、そのテンションの中でメリハリがつく。

また、特別主張の強い曲でもないので、ずっと聞いてられるんですよね。
やっぱり戦闘曲なので「ずっと聞いてられる」というのも大事だと思うんです。
ずっと聞いてられる曲でありつつも、飽きさせない仕掛けがある。
ただかっこいいフレーズが鳴ってるだけじゃない!そこがまたかっこいいのです。


さて、いかがでしたでしょうか?
曲のおかげか今回は比較的テンション高めでお送りしました。

次回の曲はまだ決めかねてます。
やりたい曲ばっかりで困る!楽しい!ヽ(*^ω^*)ノ


最後までお読みいただきありがとうございましたー!次回をお楽しみに!


ぶっとび


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