【最新回】10月3週目(10/17~10/22)の新曲レビュー
みなさん、こんにちは。m.c🦋です。1週間に出た新曲の中からピックアップして、ランキング形式で表示します(※1)。プレイリストもありますので、気に入った曲が見つかったらライブラリに追加できます。
それでは早速やっていきましょう!
(※1 全ての新曲をチェックしているわけではありません。)
👑ランキング👑
15位 EVERYBODY / INNOCENT in FORMAL
ボーカルにギター、ドラム、ベースという構成はありふれたもの。しかし、INNOCENT in FORMALのコンセプトは一風変わっている。メンバー4人全てが”架空”のキャラクターなのだ。えっそれって…と思った方はご名答、彼らにはすでに《和製ゴリラズ》との呼び名がある。2017年にデビューした彼らの物語はこちら。
《和製ゴリラズ》とも。(2022年10月19日リリース)
14位 ロマンス / kiki vivi lily
福岡県出身のシンガーソングライターkiki vivi lily(キキヴィヴィリリー)の新作。昭和の香りがする軽快なサウンドとささやくような可愛らしい歌声が癖になる。(2022年10月19日リリース)
13位 like like / FINLANDS★
adieuやsalyuに楽曲提供もしている塩入冬湖(しおいりふゆこ)のソロバンド、FINLANDS。2013年結成時は二人だったが、2019年にもう一人のメンバーが脱退したことを受け、以降は正式メンバーは塩入1人となっている。「like like」は抒情的な歌詞が印象的な曲。YUKIに少し似たボーカルが声フェチのm.c🦋には嬉しい。(2022年10月19日リリース)
12位 タイムトラベルメロン / オレンジスパイ二クラブ
福島県いわき市を中心に活動する男性4人組バンド、オレンジスパイ二クラブ。2021年に公開された菅田将暉と有村架純w主演の映画『花束みたいな恋をした』では「キンモクセイ」が効果的に挿入されていた。キンモクセイもそうだけど、このタイムトラベルメロンも、若さ×苦さ×甘酸っぱさのような曲を作らせると右に出るものはいないのでは。(2022年10月19日リリース)
11位 After Yang Main Theme - solo / 坂本龍一
12月11日にピアノ・ソロ・コンサート『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022』を配信することを発表している坂本龍一。がん闘病を公表しており、このような演奏をするのは、これで最後かもしれないとも発言している。坂本龍一がテーマソングを提供した(全体の音楽はまた別)映画『アフター・ヤン』は、小津安二郎監督の信奉者として知られるコゴナダ監督による、人とAIロボットの関係に焦点を当てたヒューマンドラマ。(2022年10月21日リリース)
10位 Waiting For Your Love / Marter
作詞・作曲、アレンジからプロデュース、ヴォーカル、演奏すべてを一人でこなす東京生まれのアーティスト、Marter(マーテル)/Yamauchi/ 山内将輝。13歳でL.Aに移住、高校時代にベースにハマったことから音楽を志し名門バークリー音楽大学を卒業。興味深いのが、音楽を始めたのと時を同じくして、目に見えない力に魅力を感じ、ヨガや太極拳などを学び始めたということ。"重要なことは自分の直感を信じて自分の中から真実を探すこと。"というように、この曲も聴いていると心が休まるような気がする。(2022年10月19日リリース)
9位 I'll be / Sincere★
兵庫県出身のシンガーソングライター。2021年12月に活動開始。幼少期に車でCDを聴きながらプリンスに合わせて口パクをしていたというエピソードもある通り、R&B/ Soulシンガーのようだ。「I'll be」は、流れるような、ついつい身体を揺らしたくなる曲。(2022年10月19日)
8位 Life Goes On(feat. Bonvero)/ Tade Dust
共に夜猫族(よるねこぞく)というHIPHOPクルーのメンバーであるTade DustとBonberoのコラボ曲。2021年にはコラボでアルバムを出している(『Rule of Groove』)。「Swervin」以来Bonberoのことを気になっているが、この曲も耳を惹く軽快さにテンポのよいラップがとても心地よい。Bonberoはもちろんのこと、Tade Dustもいい。Bonberoを皮切りに興味が広がっていく予感。(2022年10月21日リリース)
7位 この美しい世界で / ハナフサマユ★
声フェチのm.c🦋は、中でもちょっとハスキーな女声が特に好きだ。そんな声を持つアーティストを発見できた時の喜びは、何物にも代えがたい。大阪出身のハナフサマユは、2021年10月にメジャー1stアルバム『Blue × Yellow』をリリースしたばかり。阿部真央に憧れて、大学時代からライブ活動をスタートさせたのだとか。阿部真央もいいよね。そんなハナフサマユさん、マンガとヨーグルトが大好きらしいです。(2022年10月19日リリース)
6位 Sunshower / Ayumu Imazu
Ayumu Imazuは2000年生まれのシンガーソングライター。 6歳から
ダンスをはじめ、14歳より約3年半アメリカ・ニューヨークのアーティスト留学を経験後、現在は拠点をアメリカと日本に置いて活動している。どこかK-POPのような印象を受けたのは、英語話者による日本語の発音の特徴があったからか、この経歴をみて納得した。シンガーとしての力がひしひしと伝わってくる。(2022年10月21日リリース)
5位 Glitch / テイラー・スウィフト
テイラー・スウィフトの待望の新アルバム。ロードやラナ・デル・レイなど一流アーティストの楽曲を手掛け、自らもBleachers名義で活動(その前は「we are young」等で大ヒットしたfun.のメンバー)する今最も脂ののっているプロデューサーの1人、ジャック・アントノフがプロデュース。"Glitch"とは故障を意味し、うまくいかない恋愛模様を例えている。暗めな曲調に、テイラーの妖艶なボーカルが合わさり、妖しげでミステリアスな雰囲気に仕上がっている。(2022年10月20日リリース)
4位 Body Paint / Arctic Monkeys
ロックというジャンルに疎いm.c🦋でも、知っているアーティストArctic Monkeys。すごいすごいとSNSで話題になっていたアルバムだけに、この機会に聴いてみようと一念発起。アルバム全体を通しで聴いたのはおそらくGreen Day以来ではないだろうか。(2022年10月20日リリース)
3位 希望のうた / MISIA
今年デビュー25周年となるMISIA。新しいデジタルシングルは、矢野顕子が作詞・作曲を担当した「希望のうた」。ジャケ写のひまわりが示すように、元気をくれるような暖かい応援ソングである。(2022年10月22日リリース)
2位 Soranji / Mrs. GREEN APPLE
Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)の約3年半ぶり10作目のシングルは、映画『ラーゲリより愛をこめて』の主題歌。命の尊さに主題を当てた壮大なバラード。(2022年10月18日リリース)
1位 Joshua Tree 他2曲 / カーリー・レイ・ジェプセン
2011年に「call me maybe」で超巨大ブレイクしたカーリー・レイ・ジェプセンのことは、それ以来全然追えていなかった。「I really like you(2015)」のようなヒットは確かに記憶に残っているけど、 申し訳ないがいわゆる ”一発屋”だと思っていた。それが見事に覆された。今回でたアルバムは、もともと特徴的な、一目で彼女とわかる声質はそのままに、ポップミュージックという枠を飛び越える種々のエッセンスに満ちた秀作ばかりである。どの曲も今の彼女にしか歌えない曲だと感じた。この3曲は、m.c🦋の特におすすめ曲です。(2022年10月20日リリース)
(★は、特にお気に入りの曲)
♪プレイリスト♪
こちらから追加できます。
🦋今週のひとこと🦋
ボリューミー過ぎて選ぶのが辛かったです。
🦋
次回は、10月31日(月)投稿予定。9月2週(12日~18日)にでた曲をチェックする【過去回】です。お楽しみに!
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