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一人旅へのフィードバック

今年の7月に私は台湾へ一人旅をした。台湾までは羽田から3時間半程の距離で、たった3泊4日の短い旅だった。

5年ぶりの一人旅をFacebookにあげてみたり、友人達に話したりすると、思ってもみなかったフィードバックをいただいた。それは主に2種類。

① 一人で海外旅行なんてカッコいい!
②一人で海外旅行なんて私には無理。。。。

『一人です。』

一人で海外旅行に行くのがカッコいいというのは意外な反応だった。なぜなら私は既にアラフィフでそれなりに人生経験もあるし、なにより私が何年も海外に住んでいた事だって、我が友よ、みんな知っているじゃないか!
忘れたのかい?それとも、海外留学と海外旅行は別物としてカウントされるのだろうか?確かに違うけど。
それでもカッコいいと言われれば、えへへと嬉しく笑ってしまうのだけれど。それにしても台湾は日本から近すぎて、海外への一人旅と言うにはちょっと大袈裟に感じるけれど、それでもパスポートを片手に世界へ出かけた事にはなるのかな。

そして「一人で海外旅行は無理・・・」と言うのは、「海外だろうが国内だろうが一人で旅をし、知らない場所で一人の時間を過ごすなんて無理」という意味らしい。なるほど。私も寂しがり屋なので気持ちはよくわかる。レストランで食事をしても、美しい景色を見ても、道に迷っても、ホテルの部屋でくつろいでいても、そこには自分以外誰もいない。一人で時間を埋めるのが辛い人には決してお勧めできないのが「一人旅」だろう。

『一人です。はい。』

それでも私は一人で旅に出られる大人でいたい。一人旅は寂しいけれど、自分と手をつなぎ、一人の時間を楽しめる大人でいたい。人見知りな私は旅先で誰かと話したりすることもないけれど、いつかは現地の人達と交流できるような社交的な部分も、今更ながら育めると良いなぁとも思う。

人からのフィードバックで、改めて今回の旅に行って良かったなぁとしみじみ思った。台湾が近すぎて、あまり海外旅行に行った気にならなかったけれど、他の人から見たら意外としっかり旅をしていたのかもしれない、と感じられた。ありがとう、友よ。私はこれからも旅に行く。それが一人旅かどうかは分からないけれど。えへへ。

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