TOKYO四畳半キャンプ F-010 お金で買える安心と、お金又は知恵と体力と行動力がかかる戦いについて
煙道火災にあって保険屋さんに連絡してはみたけれども「火が吹き出してないから保険おりないよ」とのことでうなだれているわけにもいかず、冬が間近に来ている中急いで薪ストーブ屋さんへ。数件に連絡を取り、そのうちでこれだ!という薪ストーブの展示品なら年内に工事可能ということでお願いすることにしました。
薪ストーブ入れ替えまでの数週間、ガスヒーター(プロパンガス)を入れてみたらガス消費量が半端なく一本だったガスボンベがある日3本に増設されていましたし、その期間のガス代がえらいことになっていました。プロパンは値段が恐ろしかです。。。
薪ストーブの契約からおよそ2週間、業者さんの唯一の空き日程を押さえて薪ストーブの入れ替え工事をしました。屋根に防火区画もなくて、燃えなくてラッキーとしかいいようのない状態。煙突もシングル煙突から二重煙突にしてもらい、夏に発売されたばかりのドイツ製の薪ストーブを入れてもらいました。
が、しかしこれで終わったわけではありません。むしろ始まりです。この場所で一冬越すのに必要な薪の量を見積もってもらったところ、5〜6トン。薪小屋でいうと、1m(奥行き)x8m(幅)x1.2m(高さ)は必要とのこと。。。ええと、、、めっちゃ大変じゃないですか。そして家の裏側の薪小屋の含水率を測ると20%あたりから下がっていない。山の湿気吸うもんなあ。。。
つまりあれですか。
1. 軽トラックが必要
2.薪を調達するルートが必要
3.薪を割る体力(またはエンジン式の薪割り機)が必要
4.薪小屋が必要
5.薪を乾かす時間(1-2年)が必要
すげー無理ゲーww
ということで早速動き始めて、2の薪は複数のルートの仕入れ先を開拓しました。その中には家具の町で出る端材なんかもあるのですぐに使えます。ありがたや。3の薪は、人力でやることにしました。チェンソーでぶった切って、斧やねじりくさびやキンドリングクラッカーで割るのです。遊びに来た人が好きに割れるように積み上げておくと割ってくれます。ありがとう。で、今は4の薪小屋を作るスペースを作るために庭に積み上がった木をチェンソーで小さくして薪にしていくいく毎日です。そして問題の1。薪ストーブ屋さんが、必要なら軽トレーラーを譲ってくれるとなのですが、4WDの軽トラックにするか迷い続けています。
年末にはさっそく山が氷点下になる前にとりあえずなんとか年を越せるだけの薪をかき集め、薪ストーブの前で炎を眺めながら年を越しました。そして地面に積み上がった薪が崩壊するのでログラックを組んで車庫に突っ込みました。うん、なんかすっきりした。
大変なのはわかったけど、知恵と体力と行動力と運が揃えばなんとかなりそうです。無理ゲークリアするのは面白いぞ。
うん!オススメはしない!
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