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室生寺に行ってみたら

何となく、自分の中の何かが奈良の室生寺に行くように言ってる気がしたので、以前何回か行ってるお寺でしたが、また行ってみました。


古くから女性の参拝が許されていたお寺なので、女性の立ち入りを制限してた高野山になぞらえて女人高野と言われるお寺です。


宀一山(べんいちさん)室生寺(むろうじ)の仁王門です。


紅葉の季節は左右のもみじの木がとてもきれいな階段ですが、車椅子の方はここから先には行けないなぁって思いました。
弥勒堂 以前こちらに祀られていらした国宝の釈迦如来坐像様は宝物館へお移りになられてました。
以前お参りに来た時は修理中でお会いできなかったので、今回初めてお会いできました。


シャクナゲの季節は、とてもきれいな階段です。でも車椅子の方はここまで来られないなぁ。


屋外にある五重塔としては2番目に古く、1番小さい。
1番古いのは、法隆寺の五重塔。
2番目に小さいのは京都木津川市の海住山寺の五重塔。室生寺より1メートル大きい。
ちなみに、3つの五重塔は全て国宝。
全国にある国宝の五重塔は9つだそうです。


御本尊様 如意輪観音 修理を終えられて、とてもスッキリしたお姿になられていました。
(ポスターより)


国宝の十一面観音様 (全国に7つある国宝の十一面観音様のうちの1つ)も、地蔵菩薩様、十二神将様とともに宝物館にお移りになられていました。(パンフレットより)


外に祀られている石仏様が、大変個性的で素敵なお姿であることに気づきました。


でも、もっとビックリしたのはお寺のすぐ近くの道路脇のくさはらに並べられていたお人形さんたちでした。

このお人形さんは、誰が、いつ、作られたのだろうと思い検索してみると、5年前には作られていたことがわかりました。

そして、5年前には色も鮮やかな服を着ていて、一つ一つの説明書きもはっきり読め、小道具もきれいで、お人形のポーズも決まっていたことが分かりました。

月日が経ち、お人形さんたちは古仏のような趣を漂わせ、訪れる人々に諸行無常の理を告げているようでした。

行ってみて、何かあるのかなぁと思いましたが、未だに何も無いので、今回の何となくは、ハズレのようでした。😅
はて?