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何となくを大事にする

以前から山のお寺に行ったり、散歩をするのは好きでしたが、お遍路さんから帰ってきて、より長い距離を歩きたくなっていることに気づきました。

お遍路さんの最後の日に見た景色や、お遍路さんで出会ったものをまとめました。

14番札所 常楽寺 
境内が岩盤に覆われています。本堂の前のV字型の樹は、イチイ(アララギ)の樹です。
アララギ大師
このイチイの樹の股のところに仏様がいらっしゃいました。


長い距離を歩いていると、だんだん身体から余分な力が抜けて、より全身を感じながら歩けるようになる気がします。

足の裏に意識を向けて、その感触を感じながら、ただ歩きます。
歩くことが楽しくて、両足にありがとうと言いながら歩きます。

お遍路道の近くのお宅の庭に立っていたヒーロー アイアンキング
なぜここに?
お稲荷さんの祠とつぶらなひとみのキツネ


お遍路さんをしてから、家に帰り、歩くことで疲労した足をケアするようになりました。

そしてまた次の日、歩きます。

すると、今日も歩けそうという感じになります。

お土産に買ったキャラメル
味はチョット複雑 う〜ん


お遍路さんの途中で拾った石 
結晶片岩 
四国山脈は三波川変成帯と呼ばれる広域の変成岩地帯の一部ですので、この岩がとても多いです
山で拾った石英 石英片岩も多いので、石英も多いです
帰りに見た鳴門のうずしお


お遍路さんをされている方の中には、はっきりした目的や、始めるきっかけをお持ちの方もいると思います。

実は、私にはそれが無く、何となく始めました。

でも、始めてみて、楽しめることが増えました。

何となくって、あやふやな感じなんですが、そんな時ってある気がします。

やりたい理由等が言葉にでき、聞いた人がなるほどと思えるのが、本当はいいでしょうが、そんなときばかりじゃないように思います。

同じようにやりたくないというのも、何となくという時があります。

何となくやりたくない。

直感と言い換えてもいいのかもしれませんが、それでいいと思います。

なんかやりたくない。

最近、この何となくを大事にしています。

こころの声は、言葉じゃないのかもしれません。