何となくを大事にする
以前から山のお寺に行ったり、散歩をするのは好きでしたが、お遍路さんから帰ってきて、より長い距離を歩きたくなっていることに気づきました。
お遍路さんの最後の日に見た景色や、お遍路さんで出会ったものをまとめました。
長い距離を歩いていると、だんだん身体から余分な力が抜けて、より全身を感じながら歩けるようになる気がします。
足の裏に意識を向けて、その感触を感じながら、ただ歩きます。
歩くことが楽しくて、両足にありがとうと言いながら歩きます。
お遍路さんをしてから、家に帰り、歩くことで疲労した足をケアするようになりました。
そしてまた次の日、歩きます。
すると、今日も歩けそうという感じになります。
お遍路さんをされている方の中には、はっきりした目的や、始めるきっかけをお持ちの方もいると思います。
実は、私にはそれが無く、何となく始めました。
でも、始めてみて、楽しめることが増えました。
何となくって、あやふやな感じなんですが、そんな時ってある気がします。
やりたい理由等が言葉にでき、聞いた人がなるほどと思えるのが、本当はいいでしょうが、そんなときばかりじゃないように思います。
同じようにやりたくないというのも、何となくという時があります。
何となくやりたくない。
直感と言い換えてもいいのかもしれませんが、それでいいと思います。
なんかやりたくない。
最近、この何となくを大事にしています。
こころの声は、言葉じゃないのかもしれません。