“身近な野草” やぶみょうが
林の木々の陰に、蔓草の間から長い茎を伸ばして、真っ白な花を咲かせていました。
10月には藍紫色の実がなっているはずですが、この花は10月なのにまだ咲き始めたばかりでした。
円錐状に何段か、車輪のような感じで花が咲いていくみたいですが、この花は、まだ二段目が咲いたところのようです。
咲いていたのは、たった2輪だけでした。
70センチほどになる草のようですが、両方とも30センチほどしかありませんでした。
わずかに咲いていた花からは、長い雄しべがが、ちょこんと顔を出していました。
葉っぱがミョウガによく似ていて、ミョウガの様に湿った日陰に咲いているのでこの名前なのだそうですが、本当はツユクサの仲間なのだそうです。
花言葉は、「報われない努力」
「草間から ようやく花を 咲かせても 秋は深まり 見る人もなく」
でも、私は、報われないとは思ってません。
努力の結果は、必ず現れると思います。
努力が報われない気がするのは、まだその時が来ていないのだと思います。
「努力は人を裏切らない」
という言葉が、好きです。