お猿の橋とアキノキリンソウ
トロッコ列車にのりました。
途中、いくつものトンネルを通りました。
トンネルの壁は、岩肌がむき出しで、掘られた方々の御苦労を思いました。
なだらかで低い山を見慣れている私には、川を隔てた対岸の山は、緑の巨大な壁のように見えました。
川の水は、ヒスイのような色をしていました。
初めて、猿が渡るための橋を、みました。
(写真の左上は横向き、右端は縦向きです)
ダムの放水で水かさが増しても、これなら大丈夫。
優しい心遣いを感じました。
谷のあちこちで、秋のやわらかな陽射しに透明な翅を光らせながら、空中で細かく震えているアキアカネを見ました。
終点の駅には、アキノキリンソウが咲いていました。
はじめの駅に戻って、足湯をしながら、お弁当を食べました。
まもなく、この谷に紅葉の季節がやってきます。
そして、冬には3メートルの雪が積もり、トロッコ列車は、冬のお休みに入るそうです。