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鏡蓋(ががぶた)

鏡はガラスでできていますが、ガラスの鏡が日本で作られるようになったのは、江戸時代後半なんだそうです。

それじゃ、昔の人は、自分の姿をどうやって見ていたのかなと思って調べてみたら、

何と銅鏡でした。

古墳から出てくる青銅製の緑色に錆びたあれです。

あの丸い金属鏡に、室町時代頃から持ち手を付けたものが作られるようになり、えかがみ(柄鏡)と呼ばれ、江戸時代まで使われていたんだそうです。

卑弥呼の時代から、あまり変わってなかったんですね。

錆びると磨かないといけないから、大変だったみたいです。

ところで、人をうつす鏡には、魔力があり、神が宿るとされ、神聖なものとして扱われていたようで、使っていない時は、柄鏡は鏡箱という木製の箱に入っていたようです。

この箱の蓋の部分を鏡蓋と呼びます。

この箱は、漆で塗られていたので表面はツルツルです。

そのツルツルの蓋に、葉っぱが似ている水生植物に、「ガガブタ」という名前がつけられたそうです。

一説では、鏡蓋が

かがみぶた → かがぶた →ががぶた

と変化したようです。

ここまでの話は、ガガブタの名前の由来についてでした。

お付き合いいただきありがとうございます。
お疲れ様です。

あ~長かった。


このモシャモシャしたのは、花びらの縁が裂けてるそうなんです。
ガガブタの花

これが、ガガブタです。

でも、睡蓮の葉っぱって、大概みんなこんなですよね。🤔

まーいっか。