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キボシアシナガバチの巣

庭木が隣のお家への越境を開始していたので、剪定をしました。

実は、剪定の作業の大部分は払った枝をゴミ袋に入れられるように短くする地味な立ち仕事です。

暗くなりかけた小さな庭の片隅でナンテンの枝をポキポキ折って短くしていると、枝先に白っぽい物がついていました。

見ると蜂の巣のようですが、黄色いところがある。アシナガバチの巣ではないなと思い、枝ごと取っておいて後で調べてみました。

キボシアシナガバチの巣でした。

裏側

黄色いのはヤマトアシナガバチも同じなのですが、南天の枝にくっついている所がこの写真の右端で、片側に寄っていることで見分けられました。(ヤマトアシナガバチの巣は中央)


巣の中は空っぽで、もうみんなどこかへ行ってしまったようです。

ちいさなハチが樹の皮をかじって唾液と混ぜて作るそうです。

とても軽いです。紙で出来てるみたいです。

(そういえば紙も木の繊維からできてる)

一匹のハチが樹の皮を噛んで唾液と混ぜて1回に貼り付けられる量ってどれくらいなんだろう

シマシマの巣

巣はシマシマ模様になっています。
このシマシマひとすじが1回分なのかな

この巣を作るためにいったい何匹のハチが何往復したんだろう。


ニボシアシナガバチの巣