ヨウラクツツアナナス
今年も、ヨウラクツツアナナスの花が咲きました。
実家の近くのお宅で苗をいただき、育てているものです。
もともとは、ブラジル南部がこの植物の故郷で、木や岩にくっつく着生植物だそうです。
着生植物だから、水分や養分は根からではなく、葉の付け根の筒状になったところから、直接吸収しているみたいで、
根は、カラダを固定する役割だけで、極端に言えば、土がなくても生きていけるようです。
エアープランツみたいです。
アナナスは、パイナップルの仲間の植物の総称だそうですが、
フランス語では、パイナップルのことをアナナス(anamas)と、呼ぶようです。
クルリンって巻いた苞の、群青色の縁取りが、南国らしいなぁと思って見てます。
その姿から、英国名は
queen tears (女王の涙)です。