煮いかとクサギとキタテハ
美葉さん、おすすめの煮いかを食べに下妻市に行きました。
煮いかは、茨城県西部で、お祭りの屋台などで売られる、いかを砂糖と醤油で煮たものです。
煮いかの写真を撮り忘れて食べてしまいました。すみません。
さて、屋台のすぐまえは、大きな人口の沼でした。
砂沼という大きな人口の沼のほとりを歩いていると、赤い花が咲いていました。
クサギという名前だそうです。
調べてみると、赤いのは花ではなく、がく(萼)なんだそうです。
まんなかに黒っぽい実があります。
この実をつぶすと、青い染料が採れるそうです。
でも、よく見ると、黒くない実がありました。
いろいろな色できれいです
煮いかも食べたし、クサギも見れたし、家に帰ろうと思い、駅に向かって歩いていると、道の側溝の蓋に、キタテハが通り過ぎる車の風に吹き飛ばされないように、しがみついていました。
もう少しで、枯葉とまちがえて踏むところでした。
しばらく一緒にいましたが、翅の破れたこのキタテハが、何を思って、ここにいるのか分かりませんでした。
生きていると、わからないことがたくさんあります。
わからないことは、時にはわからないままにするのがいいような気がしました。