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チコちゃんに叱られない!
ふと思いました。
踏切って何で「踏切」って言うんだろうか。
調べてみると、英語だと
Railroad crossing(アメリカ)
level crossing(イギリス)
だそうです。
ちなみに
Railroadは「鉄道」
crossingは「交差点」
levelは「同じ高さの」
同じ高さの平面で交差しているからこう言われるのだそうです。
これは、トンネルや橋が立体的に交差している状態(over crossing、under crossingに対する言葉だそうです。
それはさておき、何で「踏切」なんじゃ〜と調べてみると、「踏切」は「踏面切断」の略で、「踏面」とは、「車輪踏面」のこと。さらに、「車輪踏面」とは、「鉄道車輪が通過する部分」つまり(鉄路)線路ということです。
それが切断されるところが、すなわち「踏切」
でも、線路って切断されてませんよね。そんなことしたら脱線します。
そこで調べてみたら、そもそも明治時代の初め、鉄道が生まれたころには列車の本数が少なかったこともあり、遮断棒は、今のように線路と平行ではなく、道路と平行に、つまり線路を遮断する(切断する)ように作られていたんですね。
だから「踏切」
イギリスでは今でもこういった踏切が多く見られ、日本でもごく僅か(3箇所)で見られるんだそうです。
そして、日本で初めて旅客鉄道列車が走ったのは1872年で、「踏切」という言葉が登場したのも、1870年代の末頃だそうです。
(余談ですが、オーストラリアの踏切には、道路標識だけで、警報機や遮断棒はないそうです。こわ~)
現在、法律的に「踏切」とは「踏切道」の短縮形で、「鉄道を横切る道」という意味なんだそうです。
電車が優先なのに、名前は道路の方から見た呼び方です。
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ボーと生きてますが、これだけちゃんと知っていれば、踏切のことではチコちゃんに叱られないかもしれません。